今日は東京モーターショーを見てきました。



今回のモーターショー、ざっと見た感じのキーワードは自動運転。

トヨタや日産、ワーゲンやBMWなどが特に自動運転の技術に力を入れていて、近い将来アメリカの一般道や日本の高速道路で実用化されるかもしれないと感じました。



また次世代車の開発においては、トヨタやホンダは水素で走る燃料電池車。


日産や三菱、ワーゲン、BMWは電気自動車。


どちらが覇権を握るかが見ものですが、今のところ電気自動車は都市部にしか普及していないようです。
やはり走行距離の短さがネックなのですが、将来的には走行距離の長さや充電スピードなどからいって燃料電池車に軍配が上がるのではないでしょうか。


すでにトヨタの燃料電池車ミライが市場に投入されていますが、今後は水素スタンドの普及がカギになりそうです。



今回、ワーゲンの不正ソフト問題でドイツのディーゼル車のエンジン性能に世界中から疑問の目が向けられ、また改めて窒素酸化物の排出問題がクローズアップされました。


ドイツ車の売り上げの半分は中国市場という歪な構造であり、中国経済の減速によりドイツの経済も先行きは不透明なものとなっています。


しばらくはトヨタが一人勝ちするのでは、との見方もありますがそう世の中は甘くない。
近い将来、トヨタのライバルはグーグルになっているかもしれません(笑)



平日の夜なので仕事帰りのサラリーマン多し!

しかし会場はビッグサイトなので都心に近いせいか家族連れもそこそこ見かけました。

中国人が多かったのも今までにない傾向です。






燃料電池車の次世代型レクサス






BMWの電気自動車。

車体には炭素繊維が使われています。





トヨタのkikai


レトロなようでいて新しい。むき出しのエンジンが見ていて面白いです。

斬新なデザインなので発売してもらいたいくらいですが、実際は公道を走ることはないでしょう・・・。







日産エリアはトヨタとならんで特にたくさんの人で賑わっていました。

イベントステージのスタッフのダンスや説明が非常にレベルが高く、観ていて飽きません。


ゴーンはEVに社運を賭けているのですが、フランス政府がルノーの経営に深く関与しようとしている、との報道もあり日産の今後が気になるところです。





三菱ふそうのコンセプトカー


車体についた6本の作業用アームが印象的です。

なかなかカッコいい!

まるで万能ナイフみたいな・・・・。タランチュラと命名しました(笑)





ホンダの発売予定の燃料電池車




西館の二階でペッパーを見かけました。

簡単な案内や説明はロボットで事足りる。


今後ますますこのようなロボットの活躍の場が増えそうです。





ビックサイトがモニターに早変わり!

プロジェクションマッピングは今や夜のイベントには欠かせません。


みんな振り返って写真撮りまくり!








次回のモーターショウはどんな未来を見せてくれるのでしょうか?


車を通じて感じられる明るい未来。

単なる車の技術展示ではない、新しいライフスタイルの提案。


時代の変化とともにモーターショウの存在意義も変わってきていますが、残念ながら若者達は年々車を買わなくなってきています。


車にかかる様々な税金が、他の先進国と比べてあまりにも高すぎるのも原因の一つだと思うのですが、安部総理には是非、車両関連の税金を下げてもらいたいものです。
そして企業の側にも、走るだけじゃない、それ以上の何かプラスアルファを見せられるかが国内の販売台数増となるカギとなるのではないでしょうか。