今日は東京ビッグサイトで開催されている、デザインフェスタ38に行ってきました。


いつもなら出展参加しているのですが、今回は抽選に外れたので見て回る側で楽しませてもらいました。


コミックマーケットのように抽選となってしまったデザフェス。

この数年で急に人気が出たように思いますが、物を作る人が急に増えたというよりは、SNS等によって認知度が上がった結果、元から存在していた幅広い年代の多くの作家やクリエイター達が、デザインフェスタの存在に気が付いた、というところではないでしょうか。


今回、人気のあった有名な常連作家がはたしてどれだけ出展しているのか気がかりだったのですが、そのほとんどが出展していて安心しました。
もしかするとデザフェス事務所が人気作家を優先的に入れた・・・・?なんて(笑)


次回も抽選なので有名な常連作家も落ちる可能性があります。
コミケのような壁サークルみたいに、一定の実力や売り上げ実績がある作家には、優先的にスペースを割り当てても良いのではないでしょうか。






今回もほとんど見て回ったのですが、気になった作品を少し紹介してみたいと思います。




これは富樫美鈴さんの作品


ファイアーパンダの星に願いを



ファイアーパンダの星に願いを

和服の柄に着想を得たかのようなこの文様に感心しました。これは独創的です。

こんな作品見たことない!





これは小田原、箱根の寄木細工の職人さん達のスペースにあった作品


ファイアーパンダの星に願いを



ファイアーパンダの星に願いを

恥ずかしながら寄木細工なる物を知らなかったのですが、これは素晴らしいです。


違った種類の木片を綺麗にはめ込んで、それが幾何学的な文様に見えるのは、伝統工芸品というよりはもはや立派な芸術作品です。

海外向けにHPを作ったらすごい売れそうです。





これは日本羊毛アート学園の生徒さん達の作品


ファイアーパンダの星に願いを


ここまでくると、もはや趣味で作っている領域を完全に超えています。

日本の主婦、恐るべし!





こんなのもありました。


ファイアーパンダの星に願いを

デザイナー、イーベルさんの作品です。





これはカエルの森工房の作品です


ファイアーパンダの星に願いを

欲しかったのですが、ここで財布が空になる可能性があったのでやめました(笑)

いつになったらデザフェスで大人買いできるんだろう(泣)




今回の傾向として、日本の歴史的伝統や伝統工芸的な作風や技術を現代的なアートと融合させた作品が多かった気がします。


今、日本の原点に立ち返ろうという流れが世の中に出てきているようにも感じられますが、それと関係あるのでしょうか。


デザフェスは、来るたびに新しい発見があります。

こういう物を見ていると、人間は本当に創造性に富んだ生き物だと感じます。


自由な創造性こそが新しい未来や時代をを開く。


次回はどんな発見ができるか楽しみです。