コミックマーケット84を見てきました。
すっかり夏の風物詩となったコミケ。
これに行かなければ夏が終わらない!?というわけで、東京の気温が38度に迫ろうという猛暑の中、今回は一般参加で行ったのですが・・・
いや~、暑い!こんなに暑いコミケは久しぶりです。汗が滝のように流れ落ちます。
タオルとペットボトルは必須です!
今回はあまり見て回らずに、東館の創作コーナーで買いたい作家さんのコーナーをさっさと回り、企業ブースに。
オランジーナとピクシブのコラボのブースがあったのですが、今後このような企業が増えるのではないでしょうか。
世界中で同じレベルの商品が作られつつある今、商品を差別化する決めては、その製品に付随するストーリーや価値観である気がします。
おそらくはもっと、アニメや漫画、またはゲームのキャラや初音ミクのようなキャラクターを、世界の企業が必要とする、そんな時代の到来を予感します。
キティちゃんやディズニーはその走りなのかもしれません。
帰る前にコスプレをちょっと見て回ります。
これは調査兵団か!?今回は進撃の巨人のコスをした人達が多くいました。
やはり今、もっとも人気のあるアニメなだけのことはあります。
これはイギリスの近衛兵?
アニメや漫画じゃなくてこういうコスプレも面白いですね。
これは紅の豚の・・・・しかし暑そう!
このガンダムは完成度が高いです。
一体何でできているのか・・・?
下のコスプレ広場の様子。
今回のコミケも過去最高の入場者数を記録しそうですが、コミケを開催するにはそろそろビッグサイトでは
キャパシティがオーバーしつつあるのではないでしょうか。
あまりにも人が多い為に館内での移動の困難。さらに今後、海外からのお客の増加も考えられます。
また人が多すぎ、館内の空調や冷暖房がまったく効いていません。
年々増える抽選もれの人々。
今後もサークル参加者希望は増え続けると思われます。
中に並べず長時間炎天下にさらされ、体調を悪化させる危険性も無視できません。
スペースの関係上、出たくても出れなかった企業もあるはずです。
そして、やはりこんなに混みあっているのはかなり異常です。
この混雑がなければ見に来たかった人も多くいたに違いありません。明らかに機会の損失を招いています。
都の施設なため閉館が早いという残念さもあります。
世界の国際展示場を調べてみると、ビッグサイトよりもかなり大きい物が数多くあるのが分かります。
見本市市場はそれだけ需要があり、成長分野との記事を読んだこともあります。
世界ランクでいうとビッグサイトは68位・・・
世界レベルでいうともう全然下なんですね・・・もっと上かと思ってた。ガッカリ・・・
1位はドイツのハノーヴァーにある見本市会場だそうですが、そのサイズ実に47万平方メートル、ビッグサイトのおよそ6倍です。で、デカい・・・・!
今や設備も広さもヨーロッパやアメリカはもとより、中国や東南アジア、中東にすら負けている。
はっきり言って、この分野は日本はかなり遅れています。
日本の失われた20年の間に、世界は確実に進んでいます。
日本も、そろそろ新しい国際展示場をつくるべき時が来たのではないでしょうか。
安倍総理も、もっと大きい展示場が必要と言及されていることですし・・・・。
脱皮できない蛇は死ぬ、とよく言われますがやはり今、色々と古い物を脱ぎ捨てる時がきているのだと思います。
民間企業なども参入して、ビッグサイトの二倍三倍の大きさの展示場を、東京湾臨海部に作ってほしいと思うのは、自分だけでしょうか?
いつの日か、広いスペースでゆったりと大人買いしてみたいものです(笑)