今日は川崎市の生田緑地に蛍を見てきました。
当初、読売ランドでやっている「蛍の宵」というイベントを見ようかと思っていたのですが、二時間待ち!との情報を知り残念ながら諦めました。
色々調べてみたら近くの生田緑地で自然に生息している蛍が見れるの知り、自転車でとばして早速現地に・・・。
山頂近くの西口駐車場に着いたのが20:20分頃。20:00~20:30分頃が一番見れる時間帯だそうです。フゥ~、ギリギリ間に合った!
結構道が車で渋滞していましたが、蛍を見に来た人達の車だったようです。
蛍が見れる湿地帯へのコース入り口は家族連れで大混雑!多くの子供達が縦横無尽に走り回っています。まるでお祭り会場のよう(笑)
入り口にはガードマンが立っていましたが、蛍が見れる期間はここずっとにいるとのこと。ちなみにこの会場は無料です。
さっそく森の遊歩道に入ってみたのですが、辺りは真っ暗!おっかなびっくり歩きます。
ちなみにフラッシュ撮影やライトの点灯は禁止です。
沢を下ること5分、ちらほらと蛍が木々の間を明滅しながら飛んでいるのが見えてきました。
乱舞する、という感じではなくちょっと物足りないのですが、やはり感激しました。
自然が作り出した幻想的な光の芸術。
読売ランドの方では、お金を払い何時間も待って蛍を見ているようですが、それだけの価値がこの光にはあるのでしょう。
下まで降りて、また上がってくるのに20分ほど。
所々にボランティアの方々が立っていて道案内してくれます。
蛍を見るのは何年ぶりなのか・・・?子供の頃、福島の田んぼでよく見かけたのを思い出しました。
しかしそれも水路がコンクリートに変えられてからはまったく見かけなくなり・・・
日本全国、同じことになってしまったようで、大変残念なことです。
最近は自然を残しつつ水路をつくる工夫も始まっているみたいですが、やや遅きに失した感があります。
生田の森も多くの家族が来ていましたが、おそらくは子供に蛍を見せて、何かを感じてもらいたかったのでしょう。
ちなみに蛍は地上に出てから一週間の命だそうです。結構短い・・・・
だいたい20匹ぐらいの蛍を見たと思うのですが、21時頃にはほとんど見れなくなってしまいました。
20時ぐらいに来るのがベストのようです。
自然があってこそ人類が生存できているのであり、ある意味蛍の光は、本当の自然が保たれている象徴のようにも感じました。
都心の近くにこんな場所があるとは驚きでしたが、今後も蛍が見ることができる自然を維持してもらいたいものです。
蛍の見ごろは今月いっぱいぐらいのようです。