落語家であり、タレント・俳優でもある
桂小金治さんは、10歳の時
明治生まれの厳しい父親から、
「おまえ、年が二桁になったんだよ。
いつまでも親に食わしてもらえると思うな」
と言われ、家業の魚屋の手伝いを
するようになったそうです。
ある日ハーモニカが欲しくなって
父親にせがんだところ、
「いい音ならこれで出せ」と
草笛の手本を披露してくれました。
小金治氏も練習を始めますが、
数日でやめてしまいます。
それを知った父親は
「一念発起は誰でもする。
実行、努力までならみんなする。
一歩抜きん出るには
努力の上に辛抱という棒を立てるんだよ。
この棒に花が咲くんだ」と諭します。
この言葉に触発され、
来る日も来る日も練習を続けて、
ついにメロディが奏でられるようになるのです。
数日を経て目を覚ますと、
枕元に新聞紙に包んだ細長いものがありました。
開いてみるとハーモニカでした。
それは努力の上に辛抱という棒を
立てたことへの父親からのご褒美だったのです。
「努力の上に 辛抱という棒を・・・」
ステキな言葉ですね![]()






