マルハバン☀

 

 

 

 

 

 

本日はUNRWAの運営する25か所のヘルスセンターのうちの一つであるバカアキャンプ(Baqa’a Camp)へ行ってきた。

アンマン市街地から北方面に車で30分ほどのところにある。

 

 

 

 

過去記事はこちら⇩

UNRWAオフィスへ

 

ヘルスセンター視察DAY1@ザルカ難民キャンプ

 

ヘルスセンター視察DAY2@アンマンニューキャンプ

 

 

 

 

 

バカアキャンプは、ヨルダン最大のキャンプであり、1967年の第三次中東戦争(アラブ・イスラエル戦争)によって東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区とガザ地区から避難したパレスチナ難民と避難民を収容するために1968年に設立された6つの「緊急」キャンプの1つ。1.4平方キロメートルの面積に26,000人の難民を収容する5,000のテントがあったが、現在は人口119,000人と大幅に人口増加している。(UNRWAのHP参照)

 

 

こちらのヘルスセンターの特徴として

規模の大きいキャンプのため、25か所あるヘルスセンターの中で唯一レントゲン検査ができ、リハビリセンターもある。

 

 

 

こちら敷地内への入口。

やっぱり商店に囲まれている。

 

こちらクリニックへの入口。

 

今日はヘルスセンターに患者さん(妊婦さん)が来てから受診するまでのシステムを見学させてもらった。

 

妊婦さんの受診システム

1,受付

こちらの妊婦、産後のママ、家族計画、PCC外来専用のクラークにて受付。

診察券は無く、母子手帳がその代わりになっている。

UNRWA母子手帳は「いのちの手帳」とも呼ばれており、JICAの協力の元作成され2010年から少しずつ普及している母子手帳である。現在母子保健に関わるほとんどの女性はこちらの母子手帳を持っている。

母子手帳が使われる前は、どうしていたのか聞くと「ハラース(笑)」と返答。

ここでのハラースの意味は、カルテ番号は口頭伝達でのみであり、患者さんが番号を忘れたらまた一からカルテを作成していたという。何とも大変な。

 

母子手帳に関してはまた別記事を書きたいと思う。

 

2,初診時に色分けをされているため、PC上でその色のチームをクリックし受付すると受付番号が自動で出てくる。

患者さんはその番号を持って、自分のチームカラーの外来へ行く。

⇩こちらは緑チームの方の母子手帳。母子手帳の中を開くとプロフィールやカルテ番号が記載されている。

 

3,そして自分のカラーエリアで今日受診する部屋の前に行き、番号が呼ばれるのを待つ。

 

カルテは2010年頃から電子カルテの導入が始まり、現在はどこの部屋にもPCがあり、そこに情報を入力していた。

電カルはUNRWAが運営しているどこのヘルスセンターやオフィスからでも情報をみることができる。

スタッフも皆PCなれている様子で、とてもスムーズに入力していた。

 

次に気になっていたお産のシステムについて

ANC(妊婦健診)、PNC(産後)はヘルスセンターで実施しているが、お産の時は病院である。

すみ分けとして、「お産、緊急時は病院」となっており、政府と病院が連携をしている。

(政府運営の病院で産む人が多いが、プライベート病院で産む人もいる。)

 

・分娩予約について

無いらしい。

日本では当たり前だし、分娩予約は絶対であるからびっくり。

分娩の時、緊急の時は予約無で病院に向かう。

 

・入院期間

産後1日で退院。帝王切開でも3日で退院。

ナニーさん(お手伝いさん)文化があったり、大家族が多いからということもあるけれど

きっと子供が多いママが多いから退院してすぐに動いているんだろうな~ということが想像できる。

それによる弊害はないのか気になる。

 

・料金

料金はこちらの記事に記載したが、ヨルダン国籍を持っていれば(ほぼ100%の難民はヨルダン国籍も持っている)50JD(12,000円程度)で妊婦保険に入れて、お産も含めて全てまかなわれる。

なので、妊婦さん側は手出しは無し。

病院側は分娩費用をUNRWAに請求し、UNRWAが支払う。

 

・オプション

帝王切開率は30%

無痛(麻酔)分娩は選べる。率は不明だがアメリカ主導の医療のため、無痛分娩も多そう。

こちらは今後病院訪問で確認していきたいと思う。

 

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こちらはUNRWAが作成しているガイドライン(2020)

こちらに沿って、健診等行っている。

 

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そして今日は乳幼児健診の見学もさせてもらった。

めちゃくちゃかわいい子たちが沢山いた。

 

乳幼児健診のスケジュールは母子手帳の予防接種欄に記入されていたり、母子手帳アプリでもリマインドが流れてくるようになっているようだ。

 

生後2カ月、3カ月、4カ月、6カ月、9カ月

1歳、1歳3カ月、1歳6カ月、1歳9カ月

2歳以降は5歳まで半年に1回

それ以降は小学校管理になっている。

 

 

服着たまま体重測定がちょっと気になった(笑)

(スーダンでも生まれてすぐの体重測定にもう服を着せて計っていたことを思い出した☺)

 

 

現在、ヨルダンでは約232万人のパレスチナ難民が暮らしており、UNRWAが活動している国の中で、最大のパレスチナ難民受け入れ国となっている。パレスチナ難民以外の難民数は2006年に爆発的な増加があり、突如50万人をこえる規模にまで膨らんだ。その後は徐々に減少を見せていたものの、2012年を底に再び急増し、その後も増加傾向が続いており、最新の2021年の受け入れ難民数は70万人をこえている。(ワールドビジョンHP参照)

 

ということは、難民登録されている人数だけで300万人以上である。

 

1948年と1967年の大きな中東戦争の影響により、流入してきた難民が多いが現在も尚続いている戦争や政治の影響で逃げてきた人がいる。

 

故郷に帰りたいと思う人もいると同時に帰れない、帰る場所が無い現実がある。

 

私ができることはPeace begins with birth

平和をお産から守ること。

 

この3日間の視察や、視察のために活動を調べたりしていると終わらない戦争や、誰かの欲望や政治のために犠牲になる一般に胸が苦しくなる。憎しみは憎しみを産む。でも本当に憎しみだけでは戦争は終わらず悪化する一方。

 

 

産まれた時はみんな無垢で希望や役割を持って産まれてきたはず。

しかし、いつの間にか大人に洗脳されてしまい、加害者になってしまう。

そして感覚がどんどん麻痺する。

抜け出せない環境に入り込んでしまう。

苦しい思いをしてる加害者も沢山いるかもしれない。

 

 

 

みんなお母さんのお腹の中にいて

あたたかい羊水の中で過ごして、産まれてきた。

 

「人間の出発点である生まれる瞬間にどれだけ赤ちゃんをあたたかく迎えられるか」

 

「いのちを産む瞬間にどれだけ女性があたたかく信頼されてお産を迎えられたか」

 

私もまだまだ未熟だけど、大切な出発点を大事にする活動をこれからも続けていきたい★

 

 

Thankyou.

 

 

 

今回3日間の難民キャンプヘルスセンター視察でお世話になったヘルスセンターのスタッフの皆さん、妊婦さんやママさん、UNRWAのスタッフの皆さん、UNRWA保健局長である清田先生、清田先生に繋いでくださった奥様には感謝致します。

 

 

貴重な学びを日本の学生や助産師に伝えていきます。

 

 

きっと全ての人に良い未来が待ってると信じて★

 

 

 

 

 

 

 

 

マルハバン☀

 

 

 

 

 

 

本日はUNRWAの運営する25か所のヘルスセンターのうちの一つであるアンマンニューキャンプへ行ってきた。

過去記事はこちら⇩

UNRWAオフィスへ

 

 

 

アンマン市街地から南方面に車で30分ほどのところにある。

 

 

 

 

1948年の第一次中東戦争でパレスチナの地から避難してきた難民のために1955年に設立された。

通称ワヒダットキャンプ。

 

 

 

面積0.48平方キロメートル(サッカーコート68面分!)に約6万人の人が住んでいる。

イメージが湧かないのでチャッピーに聞いてみると

  • サッカーコート約67面の広さに、全員入れるとしたら 1面あたり900人近く

  • 高層マンション群が建ち並ぶ超都市型環境(例:香港の団地群やマカオの中心街レベル)

このような人口密度だそう。

 

 

かなりぎゅうぎゅうな過密キャンプであり、そこで生活する人が来るヘルスセンターということである。

 

 

 

 

こちらはクリニック前の壁。

こんな感じでクリニックの外にも沢山の露店が並んでいる(服が直に壁掛け🤭)

市場はパッと見た感じとても雑多な感じ。

ゴミも散乱していた。

 

 

こちらのゲートからクリニックへ入らせてもらう。

 

 

こちらアンマンニューキャンプにあるヘルスセンターの入り口。

 

 

まず今日は病院のシステムを。

ここのヘルスセンターでら黄色と緑の案内があり、初診の時に色分けされてその色のチームがかかりつけになる。

 

かかりつけ医ならぬかかりつけチーム。

 

 

 

病院のような大きい建物にいくつも部屋があって、それぞれ医師や助産師、看護師がいる。色分けされた受診の分野の部屋に行き順番が呼ばれたら部屋に入る。ここでは助産師(正確にいうと産前産後と家族計画、妊娠前ケアをする)の部屋が2つ、家族計画の部屋が1つ。

 

 

こんな風に黄色と緑の絵が至る所に描かれていて何色のチームのところかが分かるようになっている。かわいいナイスアイデア。

 

 

授乳室もあった🤱

 

 

それぞれの部屋はこんな感じで助産師か看護師がいる。

 

・ベッド

・診察に必要な物品

・イスとテーブル

・電子カルテ

などがある。

 

こちらは物品。

膿盆(何に使うのか?)

消毒スプレー

針箱

手袋

ジェル

ドプラー

 

診察室のドアには妊婦さん向けの体操や姿勢についてや

 

食事・栄養についてのポスターが貼ってあった。

 

こちらは乳がんのセルフチェックアイテム⇩

こちらは家族計画ルームに置いており、乳がんのリスクについても話しをする。

ちなみに、ヨルダンでは(世界中ピンクリボン月間)毎年10月は乳がんチェックの強化月間になっている。

 

このような強化月間のお知らせも母子手帳アプリによって連絡がいくようになっている。

・マンモグラフィーとエコーを受けましょう、セルフチェックしましょうのお知らせ

・政府運営のクリニックや病院では無料で受けられたり、個人クリニックでも減額をしているようだ

 

乳がん率は聞かなかったが、生活習慣病が多かったり砂糖をふんだんに摂ったりする文化から多そうなイメージがある。

 

こちらはJICAとUNRWAの開発した電子母子手帳⇩

難民もほぼ100%の人がスマホを持っており、こちらのアプリを入れている。

こちらでは

・母子手帳

・検査データの確認

・健診や予防接種スケジュール

を確認でき、上記のような様々なお知らせも送ることができる。

 

リマインダー機能が付いており、家族の情報も入れられる。

家族計画と予防接種のみ予約できるシステムになっているそうだ。

(電波や電気代と関係しているらしい)

 

 

PCC外来:プレコンセプションケア(Preconception Care:既婚女性が健康面で良好な状態で妊娠に至るように準備するためのケア)

今日は初めにPCC外来をゆっくり見学させてもらった。
日本では最近少しずつ耳にするプレコンセプション。
ここではその外来がある。
 
 
妊娠したいと思った3カ月前くらいにPCC外来に来て、妊娠に向けての身体チェックと身体づくりをする。
日本のブライダルチェックのようなものである。
 
日本は妊娠できないなあ~と思うと不妊治療のクリニックや病院に行く人が多いと思うが、ヨルダンではまず
【からだの土台作り】をする。こちらで1年通っても妊娠しない場合には次のステップとして病院に紹介するようになっている。
 
本日はPCCに通って妊娠したが流産となり、再度妊娠希望の女性が来ていた。
外来の流れは
 
【初診】
・採血(性感染症、ヘモグロビン等の一般検査)
・歯科検診
・助産師外来(問診、体重、血圧、ビタミン処方)
・検査値によっては医師の外来へ(性感染症陽性、貧血などで薬の処方が必要な場合)

 

PCC外来は支援にて運営されているUNRWAのヘルスセンターなどのみであり、政府系の病院はPCC外来が無いらしい。

 

また、日本と違う部分で驚いたのは妊娠前でも妊娠を望む時点(PCC外来受診時)で母子手帳を渡しているというところである。

聞いたら、「妊娠前に身体の基盤を整えて、順調な妊娠出産産後に繋げられる、健康な赤ちゃんを産むことができる。妊娠を望むところから妊娠して出産まで継続してみれるから」と。

母子手帳にもPCCのページがあり、妊娠前から継続してフォローしていく様子がみえた。

 

FP外来(Family Planning:家族計画)

次にFP(家族計画)外来の見学。

こちらのヘルスセンターでは年間約4,500人の人が受診している。

2,000人(40%)はIUDという避妊具を使用:約8年間効果あり。子宮内に挿入する。

2,200人(45%)がピル:授乳中に内服できるものと、産後6カ月以降内服できるものがある。

300人(5%)がホルモン注射DEPO PROVERA:3カ月毎に注射をする。

 

【初診】
・採血(一般検査、主に血栓リスクの確認)
・助産師外来(問診、身長、体重、血圧)
・IUD希望の時は産婦人科医にコール

 

その他にも本日も妊婦健診、産後健診を見学させてもらった。

 

 

 

〈まとめ〉

今日も沢山のスタッフや妊婦さんと会えてうれしかった。

赤ちゃんの心音が聞けるとほっとしている人もいる一方で笑顔が全く無い人もいた(国民性もある気がするけど、ちょっと気になった)。

 

ヨルダンでは「子どもを産み、育てること」が重要なことであるという考えがある。

時代が経過し、自由で多様な考え方のある一方でその考えがあるからこそ、人生を全うできる人もいれば、苦しめられる人もいる。

 

ここにいる人々に限らずだけど、人それぞれ生きてきた環境、生きている環境が異なる。

その背景をすべて知ることは不可能だけど、知ろうとする気持ちが大切であり、その姿勢は人に伝わる。

 

難民や難民の子として故郷を離れてヨルダンで生活している人が沢山いる。

みんな色々な思いを抱えて生活している。

平和の上に健康な生活がある。

そして、保健は最低限の人としての権利を守るものである。

 

 

今日も貴重な機会をいただけて感謝します。

 

 

 

 

 

 

1週間ほど前にUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)を訪れた時に難民キャンプへの訪問許可を得ることができた。

 

 

 

その時の記事はこちら⇩

UNRWAオフィスへ

 

 

 

 

担当のAYAさん(栄養士/Clinic Evaluater)が段取りをしてくれて本日はUNRWAの運営する25か所の保健センターのうちの一つであるザルカキャンプへ。

 

 UNRWA Zarqa

 

ザルカキャンプは当初1948年の第1次中東戦争の難民流入に対応するために1949年に作られヨルダンで最も古いキャンプであり、1967年の第3次中東戦争でも多くの難民が流入した。、

 

 

 

 

UNRWAの車で向かったのだが、「着いたよ、ここがキャンプ」と言われ印象と異なりびっくりしたのは普通の街並みだったこと。

 

 

 

失礼だけど難民キャンプ=白いテントで沢山の人が暮らしているイメージだった。

 

 

 

でも、ヨルダンのスーク(市場)の街並みと変わらない景色。敷地面積0.18平方キロメートル(サッカーコート25面分で歩いて一周するのに 15〜20分くらい)の面積に当初8,000人の難民を収容していたが、現在は2万人の難民(主にパレスチナ)が暮らす。

 

 

 

本日の目的地である保健センターは囲いで覆われており、車が通るためにゲートが開き、歩道の移動式商店の服屋さんが移動してくれた。こちらは難民登録されている人と、その配偶者が利用できる。(すべて無料)

 

 

 

中に入るとこんな入口が。

 

 

 

 

 

 

保健センターと言われているが

産前産後のケア、小児健診、一般受診があり、病院と保健センターの間のような場所である。

 

 

 

本日は以下の様子を見させていただいたのだが、妊婦さんやママがひっきりなしにケアを受けに来ていた。

 

◎ANC(Anti Netal Care:妊婦健診)妊娠初期の妊婦さん(初産婦、1経産婦)、妊娠20週の妊婦さん(初産婦)

◎PNC(Post Netal Care:産後健診)産後1か月のママと赤ちゃん

◎FP(Family Planning:家族計画)指導室

◎統計確認

 

妊娠週数の表記が日本と若干異なる

first trimester: 1 to 12 weeks(日本の妊娠初期)

second trimester: 13 to 28 weeks(妊娠中期)

third trimester: 29 to 40 weeks(妊娠後期)

 

 

 

 

ANC(Anti Netal Care:妊婦健診)

 

毎月150人の新規妊婦さんが受診する(年間約1500人)こちらの保健センター

・妊娠したらまず医師を受診

妊娠確認・診察、採血、歯科検診(歯科も保健センター内にある)➡過去の妊娠出産歴含めてアセスメント

アセスメント表が母子手帳にあり、こちらの項目で2点以上の場合にはリスクありとして次回以降も医師が健診をする。

32週以降の未受診の場合は直接病院へ紹介(逆にそれまではいいのか?とも思ったり)。

1または0の妊婦は次回以降助産師外来へという流れになる。

・2回目以降は助産師外来

日本と同様に尿検査をやって待ち、助産師が体重と血圧、胎児心拍(ドプラー)を行い、保健指導をする。

初めての妊娠で助産師外来初診の妊婦さんはつわりで体重が減っちゃったと。

助産師さんはじゃがいもや~~~食べなさいよ~(アラビア語でよく分からない(笑)と伝えていた。

 

こちら体重計。難しい。この定規のようなものを平にしたら体重が分かる。

測ってもらったが、下のメモリが4(=40kg台)上のメモリが7(=7kg)=47kgと読むらしい。だいたい。

 

 

 

 

 

 

それとWHOとUNICEFが共同生産しているこちらのビタミン剤を渡す。

 

 

 

 

 

妊婦健診はA,B,Cでアセスメントし、ハイリスク妊婦は医師の健診となる。

 

 

【2025年のデータを拝見して】

WHOの方針では妊婦健診推奨回数は4回から8回になったが、現在UNRWAのザルカキャンプ保健センターは平均6回

2.5%が1回のみの受診。GDM(妊娠糖尿病)は4%。PIH(妊娠高血圧症)は5%。死産は4/1000人。流産は9%。中にはハイリスクの人でも受診しない人もいるそうで、ヘッドナース(ボス)は何回も電話すると言っていた。

分娩は100%病院で、31%が帝王切開。分娩に関しては自宅でお産する人もいるのかと思っていたが、全く。帝王切開がやはり多い。ヨルダンは法律で自宅出産を禁止している訳ではないが、自宅出産は「危険であり不衛生である」という認識が広まっており、基本的にはほぼ100%が病院または個人クリニックで出産するそうだ。

 

 

しかし、自分も自宅でお産をし、自宅出産の助産院をやっていた私は堂々とそのことを伝える。

日本の自宅出産とこちらの自宅出産は前提が異なる。

 

 

今回の視察を通していいなあと感じたことは基本的に【健診をするのは助産師】であるということ。

医師は初回とハイリスクのみ。それ以外の妊婦さん、産後のママたちは助産師の外来を受ける。

そして、緊急時や分娩時は病院へ。

医師と助産師、病院のすみ分けがしっかりされている。

 

 

日本も助産師には正常な妊娠経過を診る権利がある。本来の助産師の役割をもっと活用してほしい。

 

 

PNC(Post Netal Care:産後健診)

めちゃくちゃかわいい赤ちゃんたちがおくるみで包まれて登場♡

今日受診したママの中で血圧が高い方がいて、医師へ紹介していた。

 

面白いなあと思ったのは受診が終わった全てのママたちが最後にメディカルオフィサー(保健センターのボス)のところへ行き、挨拶する。文化?ボスも患者さんたちと触れ合いたいからなのか分からないけど、ママたちとボスがたわいもない会話をしている様子をみて素敵、と思った。日本でそんな光景見たことない。忙しそうな中でも、みんな喋り倒したり(患者さんの待ち時間は長くなるけど・・・笑)余裕を感じられた。

 

 

FP(Family Planning:家族計画)

こちらは基本的に産後健診に来た母親が受診する。

妊娠3期の時に産後(産後40日後)は産後健診とFPがあるよ、と妊婦健診で伝えておくそうだ。

 

こちらにも専門の外来部屋があり、助産師が担当。

ピル(2種類/授乳中に使えるものと産後6か月以降使えるもの)、コンドーム、IUD、ホルモン注射の4種類があった。

 

 

 

 

そして、こちらではFP指導と共にこちらの模型で乳がんのセルフチェックの必要性と方法を伝えているという。

 

触るとしこりがある部分が触れてリアルだった。

 

 

 

 

 

PCC:プレコンセプションケア(Preconception Care:既婚女性が健康面で良好な状態で妊娠に至るように準備するためのケア)

今日は見学できなかったが、話の中でも印象に残ったのは

妊娠前の検診であるPCC:プレコンセプションケアが、提供されていること。ヨルダン(アラブ圏?)の文化らしい。

結婚して妊娠したいなと思った3カ月前からPCCを受ける。こちらのキャンプでは10%の女性がPCCを受けていた。

 

PCCは日本で最近話題になってきた考え方である。

(日本ではおそらく不妊治療患者が多く、妊娠に向けての栄養や身体づくりを小さい頃からやっておこうというもの)

感染症チェックや鉄分・葉酸の処方、食事指導等を行う。

 

 

帰宅後旦那さんと話していて

アラブ圏は婚前交渉禁止(場合によっては家を出される)

という背景があるから

結婚したら性教育の意味でPCCを受けるという流れができているのかもしれない。

 

 

 

〈ヨルダンの産前産後の保険システム〉

妊娠が発覚したら50JD(約12,000円)でPregnany Insurance:妊婦保険(日本の国民健康保険のようなもの)なるものに入ることができる。プライベート病院以外は妊婦健診や産後健診はもちろん、分娩や入院費用、手術、ICU、NICUも含めて約1年間無料でサービスが受けられる。ちなみにヨルダンは保険の有無に関わらず、PCC(妊婦前健診)、ANC(妊婦健診)、PNC(産後健診)は全て無料で受けられる。

 

 

〈お給料〉

保健センターの助産師のお給料は日本の病院の看護師・助産師の基本給と同じくらいであった。

意外と(と言ったら失礼だと思うが)しっかりしている。

 

 

〈AYAとの雑談の中で印象に残っている話〉

ヨルダンでは「助産師になりたい」と思っても大学に入れないことがあるという。

他の専門職も同様で、職業登録の空きが出ないと新たな育成をするのにストップがかかるということだ。

大学のその分野はその期間クローズされるらしい。びっくり。

そのため、その場合には進学できないヨルダン人は近隣諸国に進学するとのこと。

ヨルダンのそのシステム初めましてでした。

 

 

 

 

 

明日は

アンマン・ニュー・キャンプへ!

(Anman New Camp、1955年設立、人口57,000人)

 

 

 



朝からWithDoulaのミーティング


その後は10月から始まるコーチング講座の事前のおはなしを


助産院 よかいえ の
りえこさんと。




昼は外にピクニックに行ったけど、いい場所が見当たらず、疲れて結局いつものここへ。




今日はお互いに「疲れたね〜」と『気持ちを伝え合えた』







ゆうくんと一緒くらいの子が2人いて

3人で可愛かった♡






あっという間だけどいい休日でした。




ヨルダン時間は朝6時

助産師おにぎりこと助産師りえこさんと無料個別コーチング付きコーチング講座6期説明会に参加!

 

 

寝起きの顔に寝起きの姿です。

さらけ出しです。笑

 

 

正直

・お金がかかる(億女神サロンも〇十万円、今回も〇十万円!)

・日程(時差があり、ヨルダン時間だと朝4時から(笑)

・情報量の多さについていけるか(今月から始まったばかりの億女神サロンも結構な頻度で講座やシェア会がある。そして新規の会社の立ち上げと養成ワークショップ作成、ヨルダンの母子保健の視察、助産学生向けの授業の準備、MY助産師オンライン・・・とまあまあ色々やっている。)

 

 

でもね、できない理由を並べることはいくらでもできる。

できる理由とやりたい理由が大事★

 

 

 

ということで私は

『対人支援に活かせるコーチング講座6期』に参加することを決めた!

 

 

 

 

 

理由は沢山ある。

 

 

 

まず1つ目)

▶もう迷わない!◀ 《自信ない、見失う、続かない卒業》支援者の人生応援企画✨

自己理解体験会!の内容がすごかった(充実しすぎ。)

(ただ私はギリギリ症候群のため、終わり際になってこういうオプションがあったのか~でした。ギリギリ族は少し損をするよね。いや、ギリギリ族にも良いことはあるはず。短期集中できること★笑)

まず、①自己理解ワークのプレゼント4つ(音声付き)←私はギリギリ族のためゲット出来ず。②自己理解体験会(60~80分の体験会がなんと4回分!)③個別の言語化サポート④無料コーチング付き説明会⑤他にもあったのかも?

中でも自己理解体験会は体験会のレベルじゃない、本番のレベル。ワークしながらアウトプット沢山しつつも知識の説明を入れてくれる。

 

2つ目)

仕事もパートナーシップも子育ても、自己理解が土台!ということ。

仕事に関しては「興味のあることをやりたい」「今これやりたい」「ここで働きたい」「この人の元で働きたい」を大事にしてきた。

気持ちの強さが多くを占めているのかも。でも開業してみて感じたことは「お産も妊婦さんも大好きだけれど、この働き方は続かない」と限界がみえると思ってしまったこと。一人でやっていたかもしれないけれど、24時間365日夜間も休みがないような状態。お産が近い人がいる時は(ありがたいことに基本ずっと☺)基本的に1時間圏内の場所にいる。妊娠中や産後に緊急連絡あったら夜中でも出動!好きでわくわくして勢いでやっていたけれど、自分が出産を迎えて、小さな赤ちゃん育てながらこの仕事は結構ハードだなあと感じた。

パートナーシップも子育ても、自分が満たされていないと良好な関係は築けない。じゃあ自分の満たし方とは?ここを考えて、美味しいものを食べたり、好きなカフェに行ったり、少し足を延ばしてバス旅に行ったり、仕事を作ったりして少しずつ自分の気持ちが改善したかもと思ったけど、やっぱりまだどこかで「もやもや」が消えない。自分の満たし方はみんな違う。それを開拓することで道が開ける気がした。

 

 

3つ目)

仕事で絶対に役に立つと思ったから

7月に設立した(株)With Doulaでは役員としての仕事をする。

初めての経験であり、他役員や企業さん、沢山の助産師・ドゥーラと関わる上で自分の思いや会社の理念を言語化することは必須になると思い、自分のためにも会社のためにもなりそうと思ったから。

 

 

4つ目)

助産師おにぎりさんがたまに「ここ私好きでここに行きたいと思ったらさ~」の「ここ」が素敵そうなところばかりだから。

 

 

5つ目)

助産師おにぎりさんが使う言葉のチョイスが素敵だから。

 

 

6つ目)

助産師おにぎりさんのユーモアさが好き。

 

 

 

7つ目)

助産師おにぎりさんのパワーがすごかったから。

今、幸せお産プロジェクトに入っており、今月の勉強会の打ち合わせをしていた時のこと。

少し行き詰っていたところ、5分か10分くらいのおにぎりさんの滞在で「きゅっと、がっと、ぱっと」勉強会の内容が整理されてびっくり。こんなチカラ付けたいと憧れの気持ちが芽生えた。

 

 

8つ目)

今がタイミング★

いつも、妊婦さんのため、ママのため、赤ちゃんのため、と様々なセミナーを受けてきたけれど、自分のためにと決めたのは初めてかも。今、私が変わりたいと思った、必要と思った、そんな気持ちを大事にしたいと思った。

 

 

 

 

書き出したら8つも!

いやまだ出てくるかもしれないけれど、こんな思いがあり、参加することを決めた。

 

 

 

 

来月から始まる!

 

 

 

 

 

脳みそがフル回転で頭ぱんぱんな光景が思い浮かぶ。

 

 

 

 

 

 

成長痛も味わいながら、社会人1年生のフレッシュな気持ちで新しい分野をスタートします。

 

 

 

 

 

 

フレッフレー☆

 

 

 


HPから引用

 

 

助産師おにぎりさん