最後に書いてから約9か月の時間が経っていました。
手術のことを書こうと思っていたのに放置…
病気のことに引っ張られず、過ごせた証拠かもしれません。
-
ずっと病気のことは、もし、いい人が現れても言えないと思っていました。
言わない、のではなく、言えないのだと。
大切なことは言ってほしい、もちろんわたしもそうです。
だけど、大切なことだから言えない、それがわたしです。
責められるたび、なんで言えないことをわかってくれないんだろうと思いました。
なんでも受け止めます、とは、ぜいたくな有難い言葉だけど
完璧な人間なんていないし、100%なんて存在しない。
そんな風に思いながら、病気になったころのことを思い出してきました。
胸のつっかえは少しは取れたけど、あのころ
あんなにつらくて思い悩んでしんどかった日々を思い出したら
泣けてきて、どうしようもなくて、いま、こうして久しぶりに書いてみました。
伝えたからって、何も変わらない。
けど、伝えなきゃいけない病気ってなんなのでしょう。
自分が病気だとわかってから、自分が健康体だと思うことはなくなりました。
確かに、近い将来死んでしまうとかそういう病気ではないけれど
なんてことない、と思ってた頃には戻れないのです。
もし、病気じゃなかったら…なんてことが考えられないのです。
病気だから考えが多少変わった部分があります。
それをもうもとに戻すことはできないのです。
もう誰のことも好きにならない、と思っても
ひとりでずっといるのは不安だし、誰かを求め、また好きになる。
終わりはあるのかなーくるのかなーわたしなんかに。
病院いったときも思ったこと。
なんでもっと早く、そういわれて思ったこと。
あの時がわたしがいける早くだったと。
それも、同じ。わたしが言えるいちばんだったと。