お誕生日
またまたこの日がやってきてしまいました。
お誕生日
なんと、こんな私も、もう５４歳です
ﾋｨｯ！
イヤしかし、この年になっても、まだまだ健康で、やりたいことに挑戦できている事はありがたいことです。
丈夫に育ててくれた両親、温かく応援してくれる友人たちに感謝しかございません
ｱﾘｶﾞﾄ❤️
お誕生日とはいえ、自営業の身、朝から忙しく、通常通りに働いて、仕事の合間に、フライドポテトを自分にプレゼントしただけの一日となりそうでした
。
ところが、偶然、著名なワイン、グルメの評論家で、作家でもあるS.ピゴット氏が、VDPのワイナリー、Gut Hermannsberg のマイスターさんたちと一緒に、またお食事にご来店くださりました。
急だったので、ムチャ焦りましたよ
(小市民)
今回も、ウチの食事に大満足していただけました
私が、
『食事はGutでしたか？』
と聞くと、
『Gudじゃない！ファンタスティックだ！』
と
また、この日最後のお客様だったので、食事の後は、ユックリお話もできました。
めちゃくちゃ純粋で、チャーミングな方で、ますます大好きになってしまいました❤️
そして、以前、ワイナリーで試飲した時は感じなかったのでしすが、Gut Hermannsberg のマイスターは、市原隼人さん似のめっちゃナイス・ガイ。
食べている姿が、『美味しい給食』を見ているようでした 笑
いやー、期せずして楽しいお誕生日になりました
🍀写真は、彼らに提供した前菜の一皿。サッと揚げた茄子を、様々なハーブとビネガーでマリネしたものと、醤油のビネグレットを塗ったハマチのお刺身を合わせた前菜。
前日、日本から遊びに来てくれていた友人のために、Ｈデチャンが焼いてくれた仔牛。
ジューシーで、めちゃくちゃ美味しかった
友人は、料理研究家。
世界中で美味しいものを学び、レシピを考案してきた彼女が作ってくれたデザート。
スティッキートフィプディング。
もち、ムチャウマでした
何があるか、何ができるか。
頑張るぞ
最近のこと
しばらく良い天気が続いていましたが、一昨日と昨日は雨でした
ドイツ、夏日になって日が長くなり、これでも夜の９時です。
先週は、ドイツに来てから長く仲良くしてもらっている…若かりし頃、オペラスタジオの研修所で共に学んだ友人の旦那さんの訃報を知り、とにもかくにも、彼女のところに駆けつけていました。
食べるのも飲むのも大好きな夫婦で、料理も素人を逸脱した腕前と拘り。
沢山の美味しいものを食べさせてもらいました。
そして…彼らは４月の終わりにウチのレストランに来て、沢山食べて、沢山飲んで、楽しい時間を共にしたばかりでした。
美味い！こんな料理ができるなんて、嫉妬するぞー！
と、上機嫌で、ワインを片手にそんな褒め言葉を言ってくれていた彼。
あれから二ヶ月。
急なお別れでした。
もっともっと、美味しいものを食べてもらいたかった。
帰り道、Ｈデちゃんは何度もそう言っていました。
レストランは、パフォーミング・アーツ。
お客様は、様々な事情、思いでその時間を過ごされています。
その都度のお客様に、良い時間を過ごしていただけるように、毎回を大事にしよう。
そんな思いを強くしながらの帰路でした。
その前の週、友人のパテシエ、Cリスティーネが来てくれてました
前夜はウチでコース料理を楽しんで、次の日は、ライン川沿いをドライブ
楽しい時間でした
最近のコース料理のメイン。
ヒラメ。
杏茸のデュクセルを挟んで、黄色と緑のズッキーニをまとっています。
ソースは、カツオとムール貝の出汁に、フランス産の青のり。
ラム肉。
あらかじめ、アールグレイと八丁味噌、黒ニンニクでマリネしたものを、ローストしています。
付添の野菜のローストは、Bingen の農家さんで、直接収穫してきたもの。
人参とパイナップルのピュレも添えています。
Ｈデちゃんが、めちゃくちゃ上手に、ジューシーに焼き上げています
ステキなお客様に恵まれて、毎日、楽しくお仕事させていただいています
向日葵
先日来られたお客さまが、お忘れになられていた帽子を取りに来られて、その時に、向日葵をいただきました
レストランを始めてから、休日もなんやかんやお仕事。
考えていたよりも、沢山の仕事があり、毎日レストランの事で忙しくしていて、誰かからお花をもらう、なんていうことは、日常から消えておりました。
私は真夏生まれな事もあって、向日葵が大好きなので、本当に嬉しかったです
というか、お花をくださったのは、７０代後半くらいのご夫婦で、ご主人は車椅子利用されています。
とても、優しくて明るいステキなお二人なのです
お花をいただくと、嬉しくなるけれど、このお客さまのように、逆にお花をあげる側の、ステキな人になりたいなぁ～、と、思いました
いただいた向日葵は、中庭のテーブルに飾らせていただきました
日々、どんなに忙しくても、自分以外の誰かに、お花のように、元気や勇気を分けてあげられるステキな自分でいれるように…心には少し、余裕を持つことも、忘れちゃいなけないですね。
また、お客さまに教えていただきました❣️
❣️