産後の腱鞘炎 | あなたのなりたい美とBEをつくるBEWORK

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なりたい姿、ありたい姿を創り上げるための、日々の生活のヒントをお伝えしていきます。

 
みなさん、こんばんは。
 
あなたのなりたい美とBEをつくる
BEWORK あやみです。
 
 
 

身体に何かしらの不調を感じたとき、

あなたはどうしていますか?

 

 

最近は、誰かに相談するより、ネットで検索!

それが当たり前のようになってきてますよね。

 

 

 

ネットで調べたら、情報がたくさん溢れていて、

どれを参考にすればいいのか迷う・・・

 

そんなふうに感じることもあるのではないでしょうか?

 

 

 

 

私は普段、理学療法士として、整形外科で勤務していますが、

患者さんから、ネットの情報について、相談を受けることが多いです。

 

 

 

 

今日は、よく聞かれることの一つ、

産後の腱鞘炎について、お話していきたいと思います。

 

 

 
まず、産後の腱鞘炎は、
関節のゆるみが要因です。
 
 
これは、妊娠中から産後にかけて、
ホルモンバランスが変化することが影響しています。
 
 
ホルモンの影響で、関節や靭帯がゆるんでいて、
関節が柔らかすぎる状態になります。
 
 
この柔らかすぎる関節が、
関節への負担を増やし、
痛みを引き起こしてしまうんです。
 
 
 
関節というのは、
適度な柔らかさと適度な安定が必要ですが、
柔らかすぎる関節というのは、
安定感がない状態、
つまり、ゆるゆるで、ぐらぐらしています。
 
 
ゆるゆる、ぐらぐらの状態で力を入れようとすると、
関節にぎゅーっと圧力がかかってしまいます。
 
 
関節に負担がかかることで、
痛みを引き起こしてしまうんですね。
 
 
 
産後の腱鞘炎が出てくるときというのは、
抱っこが原因になっていること多いです。
 
 
抱っこのとき、写真のように
手首を曲げ込んでしまったり、
ひねりを加えすぎたりすることが
関節に負担をかけることになります。
 




 
 
関節に負担がかかりすぎているのを見分けるのは、
手首のしわ
 
 




 
手首に深いしわが入っているときは、
偏った力が加わって、ぎゅーっと圧迫されていることを
意味します。
 
 
 
腱鞘炎にならないようにするためには、
抱っこのときの手首の使い方を変えることがポイントです。
 
 
手首のしわができないように、
手首を返しすぎないのが大切ですよ!
 
 
 
1日に何度も繰り返す動作ですから、
1回でも多く、負担が少ない動きをすることが、
痛みを防ぐことにつながります。
 
 
 
また、予防として、
リストバンドを手首につけておくのもいいですね。
 
 
リストバンドによって、手首が安定するので、
関節への負担を軽減することができます。
 
 
 
ちなみに、この関節への負担は、
どの関節にも当てはまることです。
 
 
また、妊娠や出産に関係がなく、
どんな世代においても、痛みの原因となるのは、
こういった関節への負担と身体の使い方です。
 
 
毎日を快適に過ごしていけるよう、
身体の使い方にも少し目を受けられるといいですね。
 
 
最後までお読みくださり、ありがとうございました。