明けまして あめでとうございます。
今年も、元気に美味しいものが食べれる、健康なカラダでありますように。
それにしても、年末年始、結構冷えましたよね。
私の実家、熊本県でも積雪15センチと大雪(九州では大雪なの)だったみたい。
私は、大阪なのでただただ、冷えただけでしたけどね。
新年一番のお話は、「冷え」をとるお酒の話。
(酒好きなので、お酒のカラダにいいとこ探してマス・・・。hahaha)
飲みすぎは、本当に良くないです。
肝臓、心臓はモチロンのこと、飲みすぎて我をも失ってしまうと、
周りにも迷惑かけてしまうし、翌朝の絶望感・・・。
でも、
いい事もたくさん!
まず、何よりも陽気にって楽しくなりますね。
お酒の席では、いつもより心の扉が大きく開くし、職場の人や、初対面の人とでも気軽に話せて人間同士の距離が近くなり、親しみやすくなりますよね。これは、人間関係にもとても良いことだと思います。
カラダにも、適量のお酒は良い効果があるといいます。
“万病の元”である『風邪』をひいたとき。
日本でも昔から「玉子酒」を飲んだりしてましたよね。
西洋でも、「レモンウィスキー」や、ホット・アルコールを飲むという習慣があるようです。
「風邪」は『冷え』からくる症状です。
風邪をこじらすと、肺炎になったり、免疫力の低下によって他の病気にも感染しやすくなします。
お酒には、モトモト、血行促進作用からカラダを温めたり、動脈硬化を予防するHDLコレステロールの増加があるということが知られています。
そのお酒を、温めて飲むと、カラダもホッとほぐれて、内臓から温かくなります。
ビールやウィスキーのオンザロック等は、カラダを冷やすので、この季節は控えていた方が良いでしょう。
日本酒は熱燗で、焼酎やウィスキーはお湯割り、梅酒や紹興酒もお湯割りで。
赤ワインに、シナモン、ナツメグ、クローブ等のスパイスを入れて、温めて飲むのもお薦めです。
スパイスのアロマで、ほろ酔い気分が更にキモチの良く、心身共にリラックスさせてくれます。
このスパイスワインには、お湯に上記のスパイスとお砂糖を加えて、スパイスシロップを作って、ワインを混ぜると、アルコール度数も下がり、甘さも加わって、女性に喜ばれるドリンクになります。
『冷え』の話に戻ります。
冷性の体質は、アーユルヴェーダでは、ヴァータ、カファ体質。中医学では陰性の体質とも言われるのもです。
この体質の人は、血液の流れが滞りやすかったり、血液を流すエネルギー不足によって、カラダが冷えやすくなっています。
モトモトエネルギー不足になりやすい体質なので、肉や脂肪分、糖分を摂りすぎているわけでもないのに、体の中で糖質や脂質の代謝がうまく行われずに、糖尿病や脂質代謝異常、痛風になりやすくなっています。
これは、アーユルヴェーダではアーマ(毒素)が溜まっている状態であり、栄養学的には「栄養過剰病」へと繋がることになります。
反対に、
温性の体質の人は、アーユルヴェーダではピッタ体質。中医学では陽性の体質。
こちらの体質は、食欲も旺盛、活発で元気いっぱい、健康優良児のような体質ですね。
でも、運動と食べる量とのバランスが崩れると、食べ過ぎて、尿酸、糖、脂肪などが体内にたまり、「栄養過剰病」、毒素のたまった状態へとなります。
摂り込んだ栄養分を全部、燃焼してエネルギーに変換し消費することができれば良いのですが、できないと結局はどんどん溜まっていきます。
そして、年齢と共に代謝機能も低下してくるので、代謝するためのエネルギーが不足してきて、最終的に相対的な熱不足=「冷え」が生じてしまいます。
こうやって見てみると、体質が正反対でも実際に起きている症状は同じこと。
ですので、どんな体質の人にも言えることは、余分なものをカラダの中に溜めずに燃やしてあげることが必要だといえますね。
お酒の席で、カタイ話もナンですが、飲み方一つ。話題の一つにしてみては、いかがでしょうか☆
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