弘法寺
まだソメイヨシノは早いかもと枝垂れ桜も視野に入れて、初めて訪れた枝垂れ桜の名所弘法寺
伏姫桜![]()
樹齢400年以上
そして名前の如く弘法大師(空海さん)と関わりのあるお寺です。
現在は日蓮宗です。
奈良時代(737年)、行基菩薩が立ち寄り求法寺と名付け、その後平安時代(822年)に弘法大師(空海さん)が弘法寺と改称されたそうです。
境内には大黒様も。
太刀大黒尊天堂
ここの枝垂れ桜も本当に綺麗でした![]()
鶯が止まり木として戯れている様も感動しました![]()
日蓮聖人が比叡山で修行時に感銘を受けて彫刻されたとされる太刀を持った大黒天像が祀られているそうです。
枝垂れ桜目当てに行ったのですが、このお寺は昔のままの空気がそのまま残っていて、昔にタイムスリップしたような空気感を感じられます![]()
また空気がピンと張り詰めていて仁王門の所には、当時空海さんが張った結界がそのまま残っているのが分かりました。
写真からもその結界が分かるほど![]()
結界が張られている寺社
過去にも結界がはっきりと分かる寺社がありましたが、私の場合(真言宗だからなのか?)いつも空海さんが開山したお寺が多かったです![]()
一例を上げると、京都の東寺なんかはあれだけの観光地となっていても、当時のままの強力な結界が残っているのが分かります。
これは私の感覚ですが、この弘法寺さんは檀家さん以外の駐車場はなく、訪れる為には電車で駅から徒歩か、少し離れた有料駐車場に止めて歩いて行くしかない場所にあります。
その為、訪れる人のほとんどは地元の方々か檀家さん、そして労力をかけてでも行こうと思う人だけになります。
更にお寺自体が観光地化する気はなく、無駄に手も加えていないので、当時のそのままの状態が保たれていると思います。
東寺に至っても、観光地としては有名ではありますが、拝観料を取ることでむやみやたらと来る人を極力抑え、その料金を持ってお寺を保つことに尽力しているからだと思います。
神社仏閣は、誰にでも門戸が開かれていますが、自身が努力をすることなくただ神様仏様〜とやっているだけの人間だけが増えれば、人の欲にまみれて衰退します。
元来の力が失われるのです。
神社仏閣を造ったのも人であれば、保つのも人、そして壊すのも人なのです。
人は造ることも管理することも壊すことも出来る存在です。
お金を払うこと、エネルギーを使うこと
無料と言う言葉は魅惑ではありますしww
どの人にも平等に、と言うのも分かります。
しかしながら、お金もエネルギーなのです。
エネルギーは回してこそ循環します。
経済もそうですよね![]()
決してお金を払えない人を見放すと言う話ではないのです。
身の丈に合ったエネルギーでいいのです。
身の丈に合わない過剰なエネルギーも無理して出すものでもないし、そもそも回って来るエネルギーと出るエネルギーの供給バランスが崩れていたら、いつかエネルギー不足に陥りますからね。
そのエネルギーの大きさや使い方もお金で言うと分かりやすいと思います。
必要な所にエネルギーを使っていれば、それは巡り巡って戻って来ます。
それが自身にとって大きくなって戻って来ることはよくあることです![]()


