6月20日 月曜日


リハ病院での数ヶ月毎の診察。

側湾が進みだしてから、もれなく脊柱のレントゲンがついてくる。



レントゲンは毎回、バトル。

小さい頃から、レントゲンの日は気合いを入れては病院に行くけど、ほんと、毎回、ぐったりと疲れてしまうのは親の方。(もちろん本人もだろうけど)


座位での撮影。ひとりでじっと座れないから、ベルトで固定。


そして、とにかく撮影の瞬間、動かない!を実現させるため、検査技師さん、PTさん、装具士さん、私であの手この手の大騒ぎ。


それが、前回ぐらいから、「今日は、はい、チーズしに行くよー」で、納得するようで、あまり暴れなくなった。


とは言え、姿勢を保つのが大変なので、「その瞬間」を捉えるため撮影自体は大変なんだけどね。


それがそれが、この日は…


横になって、体幹装具にテープを貼っている時に、やたらと手を振る。


ん??と思ったら、どうやら、私に「バイバイ」のお手振り。


えーーー。初めてのことにビックリ。


レントゲン室から一度出て、再びドアから覗いたら、またバイバイされた。


これは完全に、母はあっちに行けーという合図。


先生もビックリ。


そして、あっさり座位での撮影終了。


もう、嬉しいビックリ。


ザ・自立?


ザ・親離れ?



ただ、レントゲンの結果は全くよろしくなく(つまり、側湾が進んでいる)…ため息。