3月15日 金曜日

あやたん、小学校の卒業式。

先週ぐらいまでの天気予報は雨で心配だったけど、式が終わるまで真っ青な青空!

でも、寒の戻り。

とにかく極暖ヒートテックやらなんやら下にしっかり着込ませていつもの時間に出発。

学童に行く子たちがなぜか走りながら学校に向かっていく。

この時間、この道を通ることはもうないんだなぁ。

学校に到着すると、いつものように仲良しの女の子が待っていてくれた。

いつものように校長先生とハイタッチでご挨拶。(校長先生はハッピータッチと命名し、毎朝、全校生徒と昇降口前でハイタッチをしている)

とにかく寒いからぐるぐる巻き状態だったのだが、

女の子だなぁ。
あやたんのファッションが気になる。

膝掛けをめくり、「キャー!!可愛い!!もうここで取っちゃえ〜」。
膝掛けだけでなく、ジャンパーまで昇降口で脱いで行くことに。

後悔。
せっかく脱いだのだから、4人で「卒業おめでとう」立て看前で写真撮れば良かったー。


↑これは前日夕方。これが外に出してあった。

そして、いつものように歩いて階段。


男子もいっぱいでまるで大名行列(笑)


卒業式の黒板。

教室の後ろ

在校生たちが飾ってくれている。

しばらくして、5年生がやってきた。
みんなと同じように、5年生から花をつけてもらった。

ここで、私は体育館へ。

来賓も席につかれ、体育館のドアが閉まった。
いよいよだ。

ドアが閉まっている向こうからあやたんの笑い声が聞こえてくる。

座位保持椅子を押してもらい入場。
そして、ここで椅子を降りて別の座位保持椅子に乗り換える。

これも先生方が試行錯誤してくださった。

卒業生はパイプ椅子に出席番号順に並んで座る。しかも2時間近く長い時間、立ったり座ったりが続く。
古い座位保持椅子のキャスターを外し、ふらつかず、すっと立ち上がれ、皆とも高さが極端に変わらないこのスタイルに落ち着いた。

早速、卒業証書授与。
一人一人、校長先生から受け取る。
そして、一人一人、決意の言葉を述べるのだ。

兄ちゃんの時もそうだが、体育館に卒業生、保護者、在校生が「コの字」になって座る。だから、壇上へどうやって上がるのかという心配はない。

ない、のだが、先生が6年間でできるようになったことを披露したいと、歩いて行くことになった。

もちろん異論はない。

行きはちょっとショートカット。

「はい」の声はあやたんの生声をタブレットに録音したものをタップ。

これも子どもたちのアイデアで、休み時間に一生懸命に盛り立て、生声の録音に成功したものを使ってくれた。

両脇の男の子は出席番号1番と2番くん。
自分たちの番が終わり、こうやって歩いてくれた。

そして、この二人は保育園からずっと一緒。右の男の子は保育園の卒園式で替わりに証書を受け取ってくれた子だ。

今回はあやたんの代わりに、ひと言を言ってくれた。

ちゃんと保護者席までやってきて一礼。


体育館はこうやって半周歩いたことになる。

その後、たくさんの方々のご挨拶や歌と続く。

その度に立ったり座ったり。
両脇のお友だちに支えてもらっている。

歌は大好き。
毎朝、朝の会で練習しているのを聞いていたけど、あやたんもしっかりと声を出して歌っていた大好きな曲だ。


いろんなことが思い出されて最初の入場から涙が出て止まらない。


そして、そして式が終わり、保護者代表謝辞。


数日前に本部役員の友人から一本釣りされてしまっていた、私。



えーっと思ったけど、こういう形で学校にお礼を言えるチャンスをもらえてありがたかった。

多分、いや間違いなく、一般的な保護者謝辞の文例にはない、全く違う構成、内容の文章。

数日前に教頭先生に原稿チェックしてもらったのだけど「号泣しました」と言ってもらった。

席に戻り、私の席の前にいた5年生から静かに音がしないように拍手をもらった。実はこれがかなり嬉しかった。5年生も読み聞かせに入ったり、組体操の練習見たりしてたからね。

さあ、いよいよ退場。
退場も歩く。

最後は毎朝、一緒に階段を歩いてくれた仲良し3人と一緒だ。


3人ともボロ泣き。
そのうち一人は中学が違うのでさらにボロ泣きだ。


他にもたくさんお友だちと写真を撮った。

「あやたん、写真撮ろう!」とたくさん声をかけてもらった。

多分、あやたん本人は卒業式を理解していない。

それでもいい。


6年間のたくさんの宝物ができたことは、まぎれもない事実だから。

先生、お友だち、本当にたくさんたくさんありがとう。

そして、これからもよろしくお願いします。


人の縁は最強で最高のバリアフリーだ!!