この度の西日本豪雨、被災された皆さま、お見舞い申し上げます。

ちょうど一年前が九州北部豪雨。車でよく行く場所を襲った悪魔のような日。あの日が蘇るような1週間でした。

7月3日 火曜日
台風7号接近に伴い休校。


小学校だけでなく、(子供たち曰く、珍しく)高校も休校。

完全引きこもりの一日。日中は「学校に行ってもよかったんじゃない?」ぐらいの感じだった。一番、風の影響があったのは夜。

家の中は一日中、豆台風(笑)

かと言って、いつ風が強くなるか分からない日にお出かけはしたくない。

玄関や車のドアに挟まれそう。

退屈虫のあやたん。台風の日のお決まりは、はためくカーテンと戯れる。


小さい時から楽しいものは変わらない(笑)

車で営業に出ていたパパも、「風が怖い」と言って、(珍しく)夕方には帰ってきた。


7月6日 金曜日
朝、6時半。小学校から休校のメール。
前の日の夕方から市内には土砂災害警戒情報が出ていたので予想はしていた。

でも、兄ちゃんの高校は通常通り朝課外からやるというので土砂降りの中、出かけて行った。ありえないっっ。(結局、お昼で授業終了。電車がストップする寸前に帰り着いてホッとした)

さて、あやたんは休校。この日、カンガルーの親子の学習会を開催することになっていた。

他市のスタッフや講師の先生とやり取りし、会場がある市の小学校は休校になっていないので予定通り開催することにした。

去年も同じ時期に同じようにカンガルーの親子の定例会で、大雨で休校になったあやたんを連れて行った。スタッフの予想に反してたくさんの人が集まったという経験があったので、みんなが楽しみにしているから雨ごときで中止にはできないよね、って。

ところが、ところがである。

状況は去年のその日とは違っていた。

会場のある市の小学校も休校に変更になり、まさに私が住んでいる地区の避難準備のエリアメールまで鳴り出した。(我が家自体は何の被害もありません)

テレビをつければ避難準備、避難勧告、避難指示の地域がどんどん増える。

「予定通り開催します」メールから30分も経たないうちに「中止します」メールを再度配信。

スタッフからも「今の我が家の周辺の川が…」の写真が次々と届き始めた。

テレビでも大々的に放送されたショッピングモールの「今、まさに決壊するぞ」という時の写真や動画もスタッフから届いたし

これまた小学校に児童が取り残されたとニュースになった小学校に通うスタッフからは「寸前に帰ったから助かった」なんて報告もあった。

我が家から見える交差点からは「この先、川が氾濫していて通行止めです」と迂回するようにアナウンスする声が聞こえてきた。(翌日通ると、川沿いの歩道が陥没していた)

ホントに中止にしてよかった。

予定通り開催していたら、みんな、帰れなくなっていたかもしれない。

市のFacebookに上がっていた画像は我が家から徒歩圏内。

↓↓


 後日、マンションの中学生が、胸まで水に浸かりながら帰ってきたんだと教えてくれた。


もしこの日、学校に行ってたら
もし予定通りカンガルーの集まりをやっていたら

ホントに大変なことになっていた。


車は走れない
車椅子を押しては歩けない

そんな状況になったら、わたし、どうするんだろ…。


この日は全ての予定をキャンセルし、マンションの4階から外を眺め、友人から送られてくる画像を眺め、鳴り続けるエリアメールと気象庁の川の水位情報にハラハラしながらの引きこもりの一日。



車で九州南部の出張から帰ってこようとしているパパに、「帰ってくるなー!!」「福岡に入るなー」とLINEを連打。

県境辺りでやっと言うことを聞いてもう一泊してくれた。

水がひいた翌日も通行止めがあちこちであり、かなり帰ってくるのが大変だったらしい。これが夜、冠水した道路を帰ってきていたらと思うと空恐ろしい。



だんだんと自然災害が「いつ我が身に起こっても不思議でらない」確率が上がってきているようで不気味だ。


1週間に2回も休校だなんて。

おかげで、ここで追い討ちをかけるように何かあったら生き延びることができないぐらい冷蔵庫や食品ストックが空っぽになっちゃった。

平穏な日々がいかにありがたいことか。

◆ママが代表をしている「Nっ子ネットワーク カンガルーの親子」(福岡で活動中の低出生体重児などNICUを経験した子どもたちの家族会)のホームページはコチラ、カンガルーブログはコチラ

◆2015年4月〜9月 西日本新聞に連載したコラム【小さな命のきせき】はコチラ

◆ママのお仕事はリンパトリートメントサロンとタッチケア教室 【mamma mano】のブログはコチラ

 

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