2007年1月19日(生65日目)体重674グラム、ミルク12ml



面会の後、とわくん母と初めてゆっくりおしゃべりをした。



とわくんは、あやたんの翌日に産まれた男の子。



ママととわくん母は、入院中、同じ部屋の反対側のベットにいた。
あの部屋に入院する人は、皆、何かしら深刻なトラブルを抱えてる人ばかり。直接、話すことはない。体力も気力もない。カーテン越しにもれてくる会話や気配で、少し事情がわかるぐらい。



退院してからも、面会は一日30分の予約制。だからなかなかNICUで話をするチャンスもなかった。



とわくんのおじいちゃん、おばあちゃんは必ず毎週月曜日に面会に来ていて、時々、ばぁちゃんがモニター室で一緒になる。それでお互い在胎週数、体重などが近いことは知っていた。



初めて話すのに、ずいぶん色々と話した。同じ境遇にいるもの同士の安心感か…。
ママは根っからの楽観主義者で、退院直後からいろんな人からたくさんの励ましをもらい、この二ヶ月を前向きに進んでくることができた。



今まで吐き出す場がなかったとわくん母の心の奥底の辛さが伝わってくる。もっと早く話すことができればよかったと思う。