1月7日



朝9時のリハビリが終わり、その日は続けてお昼から九大での眼科検診。いつものことだが、これがまた大変だ。今日は特にリハビリ後の程よい疲れで、熟睡して車で移動。このまま検査ができるかと思ったけど、やっぱり途中で目が覚め、いつもの通りシロップ(眠り薬)を飲むことになった。そしていつものとおり、なかなか寝てくれない・・・。



ここまではいつもの眼科検診・・・。ママが診察室に呼ばれ、中に入ると上野先生がいる。「これはあんまり良い状態じゃないな??」とふっと思った。



「8月の手術で入れたシリコンオイルを抜く手術をしましょう。でも、どうもまたかさぶたができているようですね。あけてみないことにははっきりわからないけど、かさぶたをとって、レーザーで焼いて、少し手を加えないといけないかな」と少し曇り顔。



シリコンオイルを抜く手術が必要なことは前回の手術とセットなので驚きはなかったけど、また悪化していると言われるとさすがのママも少し凹んでしまった。たしかに、今回もパパママは、あやたんの目の曇りが少し気になっていた・・・けど。



「10点満点のうち、今は8,9点。1悪かったら、その1を確実につぶしていかなければ、将来たいへんなことになるから」と。つまり失明・・・。



なんでもそうだけど「悪」はその時、その時、きっちり持ち越さずにつぶしていかなければいけない。増殖して手がつけられなくなったらおしまいだから・・・。手遅れになる前に分かったんだ!と思うとママの心はまた前に進むことができた。



ところが事件(?)は家に帰ってから起きた。



家ではにいたんとばぁちゃんがお留守番していたのだが、メールで事情を先に知っていたばぁちゃんが、何かの拍子ににいたんに入院のことを言ってしまったのだ!!



そのとたん、にいたんの目からは 涙・涙・涙・・・・・・。



悲しくて、心配で、にいたんはママにべったりと抱っこではりつき状態。ママは夕飯の支度もなにもできなくなってしまった。



とにかく、にいたんはあやたんのことが大好き。「大きくなったらあやたんと結婚するんだ!」というぐらい大好き。NICUのときは半年もあやたんに会うことができず、8月は15日間もママとあやたんが病院にいってしまった・・・そしてまた・・・。



こんなにいたんだから、ちゃんと順序だてて報告したかったのに、ばぁちゃんはついつい口をすべらせてしまったのだ。



パパが帰ってきた。もちろんメールで入院のこともにいたんの状況も知っている。



にいたんは、涙声でヒックヒックしながら「あやたんがねっっっ、入院するのっっっ」とパパに報告してしばらくすると、急にギアが入れ替わった。何か急にひらめいたみたいだ。子供部屋に入るとパパと二人何かやっている。



そして・・・・ふたつの赤い袋を持って、「こっちがあやたん。こっちがママへのおみやげ(お見舞い)だよ」と渡してくれた。中を見るの病院まで我慢。





だけど、入院は25日から、・・・まだ2週間以上あるんだけどな。