11月7日 水曜日
第1水曜日もカンガルーデー。
午前中は傾聴講座。少しは傾聴スキルあがったかな??
もちろん、講座の中で出てきた話題をここに書くわけにはいかないのですが、朝読んだ記事に通じる話題も出てきて、ちょっとびっくり。
子供って、親を求めるとき、自分を見てもらいたいとお腹が痛くなったり、耳が痛くなったりと調子を崩す、体調を悪くするということがあるということ。
それは、子供が40度の高熱を出しパニックになったお母さん。そのお母さんに対しお医者さんは「子供が病気なのではなく、お母さんが高熱恐怖症候群」という病気だと。
もちろん、お子さんは高熱だから「病気ではない」ことはない。
そのお母さんは、パニックのあまり我が子を抱くことを拒否。
子供は親に抱っこされることで安心して熱がひいていくものだよ、と医師は伝えたかったのだそう。
もちろん、抱っこだけで熱が下がったり、病気が治るわけではないけど、やっぱりお母さんの抱っこは安心の源。気持ちが満たされることはとても大きいと思う。
ちょっと視点が違うけど、共通点がある話だなと思いながら講座を受けていた。
子供もしかり、大人もしかり。
自分のことを受け止めてくれる存在があるとわかることは、足踏み状態の人生で、次に進むための大きな力になる。
耳を傾けて受け止めてくれる傾聴。
身を受け止めてくれる抱っこ。
とても大きな力ですね。
午後は遊びの広場。
新しいカンガルーのお友達が、新しいお友達を誘ってやってきてくれました。
1回、また1回と遊びに来てくれる回数を重ねるたびに、お母さんの子供さんを見つめる目、お母さんの表情が変わっていくのがわかります。
子供を愛おしそうに見ている目。
見ているこちらも嬉しくなってしまいます。
授業の合間を縫ってボランティアに来てくれた学生さん、ありがとう!!