2月20日 月曜日



朝一番のPTの時間。



先生方の勉強会の資料の準備をしていて以前に撮ったあやたんのビデオが出てきたそうで、それを見ていると体も心もいろんなことがすごく成長したんだなと実感した、と先生がしみじみと語ってくださいました。



あやたんが1歳の頃からずっと担当してもらっている先生。かれこれ4年のお付き合い。



最初の頃は40分一コマのリハビリも持たず、泣いて怒るか、疲れ果てて眠ってしまっていました。とにかく過敏がひどく手を触ろうにも怒って怒って、手を振り払ってしまい手の緊張をほぐす施術もままならないリハビリの時間でした。



「そうだったよね、ほんと嫌がっていたよね」と、あやたんの麻痺の強い右の手の平をほぐしていく先生。「こんな風に触ることすらせてくれんかったよね、あの時は」と笑いながら・・・。



過敏に加え、強く強く握りしめられたまま開かなかった右の手の平。手を洗うのにも、石鹸をつけたママの人差し指を握りしめたままの拳の中に入れて洗っていたほど。とにかく絶対に開きませんでした。



今も自由に使うことはできませんが、自分の意思で腕を動かそうとし始め、手の平はとても柔らかに開いているし、指を動かしています。何しろ手をつないでも前みたいに速攻で拒絶されない!



「この子は過敏だからと手を触ることをあきらめずにやってきて良かったね」と先生と二人で笑って話せる今。幸せを感じます。



手足の体操を済ませて、この日も院内を介助歩行の練習でお散歩です。介助とはいえ、歩行練習の最初の頃から考えるとはずいぶんと長い距離を歩けるようになってきました。(相変わらず、ママだと抱っこして~と甘えモードで歩きませんが)



そしてここ最近、さらにあやたんの進歩はすごいです。



果敢に何度も一人でつかまり立ちを試みています。左手、左足の一本で!



当然、すぐにバランスを崩して倒れてしまうので、目が離せない状況。



悲鳴もんの場面が何度もあり、正直怖いのですが、これもまた嬉しい悲鳴ということで、あやたんの自主練に付き合う毎日です。