あやたんの退院に合わせ、絶対に感染させてはいけないという必死の思いからいろいろと準備したものがある。



子供一人ならば、親の意識と注意で感染の危険性を回避できるかもしれないけど、幼稚園児のにいたんがいると危険値はぐっとあがると考えていたほうがいい。当然、幼稚園のお友達は当分の間、出入り禁止。



①加湿機能付きの空気清浄機・・・あえて加湿機能がついているものにこだわった。のどからの感染防止のためには加湿機能は必要だと思ったから。でも5月・・・。加湿機能は冬場の商品。梅雨の時期を前に売っているのは「除湿器」だらけ。かなり店員さんを振り回し、やっと1台納得できる清浄機があった。



②ドラム式の洗濯機・・・・どうも家族のものと一緒に洗濯することに抵抗があった。外に干すことも抵抗があった。気にしすぎと言われれば、過敏になりすぎていたのかもしれないけど・・・。あやたんの衣類は縮もうがどうしようが除菌モードで洗濯・乾燥することに!!だから洗濯機の機種も、除菌モードがあるかどうかを見ながら決めた。



③アルコール消毒液とうがい薬、使い捨て用紙マスクの山・・・・感染予防のための基本中の基本。手洗いとうがいは家族で再確認。にいたんが一番張り切っていたかも。あやたんに会いに来てくださったお客さんたちをまず洗面台に連れて行き、しっかり手洗いをチェック。そしてアルコールで手を消毒するまで絶対にあやたんのいる部屋に入れさせない徹底ぶり。だって大事な大事な妹だもん。



とにかくはじめの1ヶ月は世の中の空気に慣れるためのリハビリ期間と考えていたママ。振り返ってみれば過敏になりすぎていたのかもしれないけど、だからこそ風邪をひくこともなく、何事もなく過ごせたのかもしれない。



生後半年とはいっても2500グラムしかない新生児同様のあやたんを守っていくしかない。家族全員、そんな気持ちだったように思う。(2008.7.14筆)