3月1日 木曜日



今月もまたまた授業参観です。



といっても、今回は大きなイベントです。



小学4年生、10歳。「二分の一成人式」が行われました。



教室の中央に子どもとお母さん(お父さん)が一組ずつ出てきて、子ども達から感謝状を読み上げ、いただきました。



もうこの手の行事は弱いです。一人目の親子さんの時から胸がいっぱい。どのご家族にもいろんな10年があるのだと思っただけで涙腺ユルユルです。



超未熟児生まれの同級生くんの感謝状の「生きていてよかった」に思いっきりボロボロ泣いてしまったママです。





なかには感謝状を読みながら号泣しているお友達もいました。



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感謝状と一緒に、子どもたち一人一人が折り紙でお弁当を作ってくれていました。



だから、この前から好きな食べ物ランキングを一生懸命に聞いていたんですね。



この後、担任の先生と保護者による学級集会があり、家庭での、そして学校での裏話が飛び出してきました。



感謝状の右下には親から子どもへのメッセージカードが貼られているのですが、これは担任と各家庭が糊付けした封筒でやり取りしたもの。



子どもたちは感謝状を完成させる作業をする前日に初めて目にしたのだとか。しかも、先生が(わざと)「パソコンが壊れたから、CDがちゃんとなるかどうかCDデッキで試すね」と言ってオルゴールの曲を教室に流してその封筒を配布したとかで、感極まった子どもたちが次々と泣きだしてしまったとか・・・・。



給食の時間になってもまだ泣いていて、「まるで私がいじめたみたいじゃないの!」という状態だったなんて先生は笑っていました。



にいたんも、その号泣グループの一人だったみたいです。



本番はとっても冷静に読んでるし、ほかのお子さんのときに泣いているママを見て指さしてましたけど。





ちょうど今週の頭、通園施設のお母さんたちとお昼ご飯を食べながら、兄弟児の育児のほうが、反抗期やどんどん親の手の届かないところで行動する年齢になるからどこかで横道(悪い道)に行きやしないかとある意味怖いよね、なんて話で盛り上がっていました。



でも、こういう風に、親と子の想いをしっかりと確かめ合う節目があるということはとても素敵だし大切なことだなって思いました。



10年前のちょうどこの時期、7カ月だったにいたんが、髄膜炎が疑われるほど炎症値が高い原因不明の高熱で初めての母子入院を経験した時です。あの時は本当に生きた心地がしなかった。それからいろんなことがあった10年。



あっという間の10年?長かった10年?



成人式まであと10年です。



どんな大人に成長するんだろう、にいたん。





成長の記録に・・・



にいたんが国語の授業で作った詩









          ひびき             



                     わかば はじめ





「こんにちは」  つちのなかで   びきわたる



「さようなら」   そして のはらに   たびだって



「ひさしぶり」   のはらのうえで    ひびきわたる



「がんばって」  あのそら むかい   ひびきわたる







                     代理人 にいたん