3月5日 月曜日



金曜日の夜から週末はばあちゃん家で過ごしていました。



今回は、ばあちゃんにパソコンを教えるのが目的だったので、あやたんは特別体力を消耗するようなことはなかったのですが・・・なんだか全くやる気スイッチが入らない月曜日の朝のあやたんです。



リハビリ室に入って先生の顔を見るなり、ご挨拶もそこそこに「マッサージよろしく~」と言わんばかりに床にごろりん。介助歩行の練習でリハビリ室の外に出ても、いつもと違い、全く進む気無し!!その後のST・言語の訓練も全くやる気無し。ちょっとこのやる気のなさに先生もお手上げ。



夕方からは久しぶりの整体でした。先月はママのインフルエンザ騒ぎでキャンセルになってしまったので、冬休み以来です。



ここも、通い始めて数年が経ちます。最初は泣いていましたが、最近では「終わったら体が楽になる」ことを理解しているのか、さっさとマット上に移動していきます。



この日も、さっさとごろりん。そして、自分で腕枕を始め半分寝る気。寝ながらマッサージしてもらおうなんて、なんて贅沢な娘さんでしょ。



ちょうど小学4年生のおねえちゃんが隣で施術中で、「可愛いねぇ、可愛いねぇ」と何度も言ってもらって、なんだか嬉しそうに寝転んでるし・・・。



さてさて、通院の間があいていたので、あちこちの筋肉がカチコチ。



特に最近のあやたん、隙あらば何かにつかまって、左手左足だけで立ちあがろうとすることが増えていているので、ますます左右の筋力の差が大きくなってきています。



先生から



「通い始めたころは左右差のある四肢麻痺だったけど、最近は典型的な片麻痺っていう感じになってきたなぁ」



と言われました。



まだまだ不器用で麻痺が無いと言えるかというとそうでもないですが、ずいぶん左手はいろんなことが上手になってきました。左脚もよく動くようになってきました。右足が今の左足の状況であれば、きっと今の時点で走り回っていそうなぐらいですから。たしかに片麻痺の状態って言えなくもなさそうです。



そういう意味では、現在のあやたんの麻痺は生後間もない頃の頭蓋内出血の影響だということ。別の言い方をすると、早産児の歩行や発達がゆっくりでその後の経過が未知数ということも言われることも理解できるよね~なんて改めて考えちゃったりもするわけです。



きっとあやたんが生まれて5年が経過しているので、当時よりもきっときっと出産直後の血圧や呼吸管理が進み、頭蓋内出血などを起こす赤ちゃんが少なくなっているだろうと、願うばかりです。



ちょっと話がそれちゃいましたが、先生からは自力で歩く可能性が出て来たと、あやたんの様子を見ながらおっしゃってくださいました。その言葉はとっても嬉しいものでした。



その後の立ち上がりの練習では「よっ、おっ」と楽しそうに気合いの言葉を自分で発しながら立っていたあやたん。



もちろん、痙性麻痺ですから、筋肉や足首が固くなっていかないように気をつけていかなければいけないとか、成長に合わせて注意していかなければいけないことはたくさんですけど。



これからも、ひとつひとつのリハビリも遊びにいく感覚で楽しくやっていきたいと思います。