(ⓒAyako Yoshida)

みなさん、こんにちは。

 

これはシドニー入港時の

クイーン・エリザベスです。

 

最新ニュースによれば、2028年に

本船はワールドボヤージをするとか。

 

今回は、チョット内緒な

女王船のお話をご紹介しましょう。

 

*人々を繋げる役目の船内イベント

クルーズには多くの催しがあります。

ビンゴ大会、社交ダンス教室などなど。

 

中には、同じ興味や同胞の会などを

企画&開催して評判の客船も。

 

日本船なら県人会、外国船なら

ロータリーやライオンズ・クラブ、

そして禁酒の会!などがその一例。

 

私が勤務した英国のキュナード社にも

伝統的な「集い」がありました。

 

2代目エリザベスのQE2で

船内新聞を和訳していた時に初遭遇。

 

「これ、いったい何なの?」

 

フランス人の同僚に質問したのです。

すると彼女はこう言いました。

 

「秘密結社みたいなものよ。

私たちの翻訳版には不要じゃない?」

 

答えを知って納得した私は

ずっと和訳せずに通しました。

 

*「ドロシーの友だち」とは

そして3代目、すなわち現在の

クイーン・エリザベスの船内新聞で

この言葉と「再会」したのです。

 

2012年のワールドクルーズでした。

(Photo by Cunard)

「フレンズ・オブ・ドロシー」

(ドロシーの友だち)

 

これはゲイやレズビアンの人たちが

交流を深める会でした。

 

いわゆる性的少数者の集いです。

 

ある日本人男性客と

こんな会話をしたことがあります。

 

A氏「あの人は組合の人なんですよ」

私「えっ、組合?」

A氏「あっちのお仲間、ってこと」

私「あぁ、そういわれれば...」

A氏「だから、そっと守ってあげて」

 

日本では「組合」という隠語が

あることを知りました。

 

その英語版が「ドロシーの友だち」。

 

ドロシーという女の子の名前は

「オズの魔法使い」の主役から。

 

彼女には奇妙な仲間がいましたね。

カカシ、木こり、ライオンなど。

 

英国のキュナード社ではQE2から

この集いを開始したようです。

 

*コロナ後の2021年に進化

約9年後のクイーンエリザベスに

乗船したら、変わっていました。

 

こちらをご覧ください。

(Photo by Cunard)

おぉ~、すごいじゃん。

思わず声をあげてしまいました。

 

LGBTQという表記で市民権を得た!

レズビアン(L)

ゲイ(G)

バイセクシュアル(B)

トランスジェンダー(T)

クィア(Q:風変わり)

 

これなら多くの人にも理解でき

もう秘密の寄り合いじゃありません。

 

しかし、会場のドアは閉鎖され

「組合員」しか入れない雰囲気。

 

あくまで彼らのためなので、やはり

個性を尊重する配慮が必要でしょう

 

*LGBTQの方は記念航海がお好き

リッチでお洒落なカップル多し。

 

処女航海や最終航海などで

よくお見かけします。

 

最後のNYゆき大西洋横断で、QE2が

クイーン・メリー2と航海した時も

たくさん乗船されていました。

(ⓒAyako Yoshida)

 

最も新しい女王船クイーン・アンが

英サザンプトンに初入港した時も。

(Photo by BBC News)

 

屋内プールの会場で

船長もスピーチされました。

(ⓒAyako Yoshida)

 

*番外編:トランスジェンダーの性別

私は病院の無料パンフをよく読みます。

最近、ひとつ発見しました。

 

トランスジェンダーの人は、なぜか

高脂血症を発症しやすいそうなんです。

(ⓒAyako Yoshida)

理由は不明。ホルモンの関係かな?

 

パンフには理想のコレステロール値と

ややこしい性別が記載されています...。

(鉛筆で囲んだ部分)

(ⓒAyako Yoshida)

「誕生時に男性の場合」

「誕生時に女性の場合」
 

う~ん、なんか複雑だなぁ...。

 

*最後に

夫のDouglasが、お陰様で今年も

誕生日を迎えることが出来ました。

(ⓒAyako Yoshida)

今後もご指導よろしくお願いします!