(ⓒAyako Yoshida)

みなさん、こんにちは。

 

これはクイーンエリザベスの姉妹船

クイーンメリー2(QM2)です。

 

3月18日、残念ながら本船で

集団感染が報告されました。

 

乗客2538人の一割弱という数で

クルーも17人が罹患。

 

今回はこのニュースと

予防対策について書いてみます。

 

*どのように起こったのか

以下の情報は、CBS&CNN Newsが

発表した内容を要約したものです。

 

英語デジタル版の両サイトは

アメリカ疾病対策予防センターの

情報から執筆されていました。

 

同センターは略してCDCすなわち

Centers for Disease Control and 

Preventionを意味します。

 

3月8日QM2は英サザンプトンを出航

4月6日同港に戻る合計29泊の航海

イメージ写真(ⓒAyako Yoshida)

 

終日航海7日を経てNY入港後は

カリブ海のセントトーマス等に寄港

 

ところがアメリカ入国後、多くの

乗客から下痢や吐き気の訴えあり

 

同国では昨年末から

ノロウイルスが流行していた事実も

 

この報告を受けたCDCがリモートで

経過観察と対策&予防の指導を開始

 

検便、キャビン隔離、感染対策が

功をなし、以後は改善の方向へ

 

やれやれ。しかし実は、

QM2だけではありませんでした。

 

今年の初めから、9隻もの客船に

ノロウイルス患者が出ていたのです。

 

でもアメリカに行かなければ大丈夫?

 

*日本発着クルーズでさえ油断大敵

脅かすつもりはありませんが

ひとこと言わせてください。

 

GWから夏、秋にかけて外国客船が

たくさん日本へやって来ますよね。

 

当然ながら、欧米のお客様も乗船。

 

アメリカ経由で羽田に到着したり、

機内でNY在住者が隣席だったり?

イメージ写真(ⓒAyako Yoshida)

 

さらに外国人クルーも

交替のため海外から飛んでくるはず。

 

客船の中は小さな「外国」であり

感染しやすい環境なのです..。

 

*ノロウイルスが拡がる理由

特徴が3つあります。

 

1)極めて感染力が強い

少量のウイルスが

体内に入るだけで発症するそうです。

 

ドアノブは接触感染の典型的な例。

イメージ写真(ⓒAyako Yoshida)

 

2)症状が消えても、感染力は残る

下痢や吐き気、38℃前後の発熱など

は、殆ど1~2日で軽快します。

 

ところがなんと、2週間以上も

人に感染させる力は消えません。

 

よってキャビン隔離が続くのです。

 

せっかく乗船したのに、

レストランへ行けないなんて..。

 

これはQM2のメインダイニング。

(ⓒAyako Yoshida)

オーシャンライナーらしくて立派。

 

かつて隔離された英国人によれば

「長く待たされ辛かった」とのこと。

 

クルーも人数が減りルームサービス

も遅れ、タオル交換がない日も。

 

やっぱり罹りたくないですよね。

 

3)感染しても、無症状の人も

そうだったんですね!

 

症状が無くても感染力はあるため

知らないうちに拡散しちゃうわけ。

 

たとえば、本船のダンス教室なんか

要注意ですよねぇ、こんな感じで。

 イメージ写真(ⓒAyako Yoshida)

 

*どの客船でも感染対策を怠りなく

前述CDCは、以下を勧めています。

 

1)体調不調なら延期する

無理しない。

乗船してウイルスを拡散しない。

 

2)手洗い励行

ノロウイルスにアルコール消毒は

無効なので、石鹸を使うこと。

(ⓒAyako Yoshida)

必須のタイミングは

排便後(トイレ後)と飲食の前。

 

船内のパブで飲む時は?

(ⓒAyako Yoshida)

ウエットワイプは無効だそうなので

行く前にトイレで手洗い、ですかね。

 

3)症状が出たら、すぐ報告

検便などの検査を受け、

結果が出るまでキャビンから出ない。

 

*政府広報オンライン式の手洗い法

さすが日本、とも言える

丁寧な方法をご紹介しましょう。

 

1)指輪や時計などを外す

2)ノロウイルスには必ず石鹸を

3)指先、指の間、爪の間、手首も

 

コロナ時の英国では

約20秒の手洗いが奨励されました。

 

「ハッピーバースデー」の歌を

2回歌うと丁度いい感じです。

 

私たち夫婦も4月7日から乗船。

本気出してもいいですか?!

 

クイーンエリザベス2(QE2)で

使った懐かしい品を持参します。

(ⓒAyako Yoshida)

水切り付きのミニ石鹸箱です。

 

夫「マスクも必要だね」

私「もちろん!」

 

コロナと違って、ノロウイルスは

めったに重症化しないそうです。

 

ただし持病がある人や高齢者は

脱水症状を起こしたりして危険。

 

ひとり一人が注意を怠らなければ

拡散を防げるのではないでしょうか。

 

クルーズが好きだから

感染対策に配慮したいと思います。

 

*最後に

英国の4月6日(日)朝5時45分、

QM2はこのターミナルに帰港予定。

(ⓒAyako Yoshida)

無事に戻ってきて欲しい..。

次航は7日間の北欧クルーズです。

 

消毒、清掃など大変でしょうが

予定通り出航できますように。