(Photo by BBC News)
みなさん、こんにちは。
 
この写真は
新造船クイーンアン命名式の様子です。
 
今回は当ニュースをお届けして
飛鳥Ⅱクルーズは次回に続けますね。
 
*名付親はリバプール市&女性5人
これは新しい決断じゃないですか。
5人の女性は、全員リバプール出身。
 
写真のみなさんをご紹介しましょう。
 
左から
Kマカリスター氏(キュナード社長)
Nアダム氏(ブロードキャスター)
Kジョンソントムソン氏(五輪選手)
Mチズホルム氏(元スパイスガール)
Jケイシー氏(音楽家)
Nヘイウッド氏(レストラン経営者)
そして右端が、トーハウガ船長です。
 
日本人に馴染みがあるとしたら
スパイスガールのメルCさんかな?
 
*キュナード社が創始された港町
英国のリバプールと言えば
ビートルズやサッカーで有名です。
 
でも海事の世界では
クイーンエリザベスの船社になる
キュナード社が1840~1967年まで
ここにあった事で知られています。
 
今回クイーンアンは14泊の
英国周遊クルーズで6/3に初入港。
 
朝7時前、マージー川に現れました。
(Photo by THE TIMES)
 
*命名式は、午後4時
夕方6時BBCニュースで速報あり。

(Photo by BBC News)

一万人近い市民や乗客らが
新しい女王船の誕生を祝ったのです。(Photo by BBC News)
6/3といえば月曜日でした。
それも午後4時なのに、この人出。
 
リバプールはキュナード船にとって
生まれ故郷なので特別なのでしょう。
 
2015年、同社の創立175周年

の時は3姉妹の同時入港だったので

岸壁は人で埋め尽くされていました。
(Photo by Cunard)
手前のビクトリア号に乗船していた
私は、熱烈な歓迎にビックリ。
 
そして今回は
何と12ℓのシャンペンボトルが
船首に打ち付けられたそうですよ。
(Photo by BBC News)
命名式おめでとうございます!
 
*新しい世代の女王船
4/30から5回にわたって
本船の記事をアップしてきました。
 
今までの姉妹船とは違います。
ロビーにLEDマルチスクリーン。
(ⓒAyako Yoshida)
全天候型プールも、当社初です。
(ⓒAyako Yoshida)
 全てが新鮮な感じでした。
 
*だから命名式もサプライズ?!
名付親が当日までわからない、
という事は今までありませんでした。
 
女王陛下の時はドレスコードも。
男女ともに正装に近い服装です。
 
1990年代、女性の招待者は
「帽子&手袋」が必須でした。
 
船内視察をされている女王陛下や
エジンバラ公にはNGルールあり。
 
・話しかけない
・握手を求めない
・背中を見せない
 
王室プロトコールがあったのです。
 
かつて、女王船は伝統に従い
うやうやしく命名されました。
(Photo by BBC News)
これは2010年エリザベス号の時。
 
英国国教会の司祭も祝福を捧げ、
女王陛下が命名してボタンを押すと
洗礼として、シャンペンが船体に。
(Photo by BBC News)
ロイヤルバンドによる
マーチング演奏もお馴染みでした。
 
今回クイーンアンの場合は最後に
イタリアの人気テノール歌手、
アンドレア・ボッチェリ氏が登場。
 
「Time to say good bye」という
大ヒット曲を、ロイヤルリバプール
フィルハーモニー管弦楽団の演奏で
歌われたそうです。
 
「さよならを言う時」という歌。
 
今までの慣習やシキタリに別れを
告げて次の世代へ進もうよ、
ということでしょうか...。
 
4隻目の女王船はもっと自由に
船出したのね、と感じました。
 
バカボンのパパなら
「これでいいのだ」と言うかな?
(世代がバレました)
 
*最後に
本船の新しいカラーは
緑と青の「花あさぎ色」です。
 
記念品のポーチに近い色の
車を、きのう発見しました。
(ⓒAyako Yoshida)
トレンディな新造船に幸あれ!