(Photo by Cunard)

みなさん、こんにちは。

 

これは2014年5/8、母港で

揃い踏みした女王船3隻です。

 

手前が旗船クイーンメリー2(長女)

右がクイーンビクトリア(次女)

左がクイーンエリザベス(3女)

 

英国最大のクルーズ港サザンプトンで

伝統ある船社キュナードは、旗船の

就航10周年をお祝いしました。

 

クイーンメリー2は今年で20周年。

でもその前に「妹船」が誕生します。

 

今回は、新造船クイーンアンの

入港ニュースをお届けしましょう。

 

*エリザベス号も「お姉さん」に

(Photo by BBC News)

これが4女になるアン号です。

 

私の予想は半分だけ当たりました。

 

新造船のクイーンアンは4/28、

姉妹船2隻と同じ日に初入港。

 

すなわち、世界一周クルーズから

長女&次女が帰港する同じ日に

初めて英国に到着するということ。

 

もしかしたら、こんな風に3隻で?

(Photo by Cunard)

これは前述の入港前ショットです。

 

でも、これは大外れでした。

アン号は2隻の出航後に入港...。

 

*なんと4隻が同時入港とは

英国南部のサザンプトン港は

我が家から車で約45分。

 

ですから、客船オタクとしては

行かなくちゃ、と思っていました。

 

しかしながら、4隻となったら

タイミングを考えないといけません。

 

日本でもそうですが、こんな時は

付近の道路が大渋滞してしまうので。

 

ところで、どんな客船が入港するの?

船名の後に入出港時間を記しました。

 

1)クイーンビクトリア 0545/1630

岸壁No.38/39 

クイーンエリザベスⅡターミナル

(ⓒAyako Yoshida)

クイーンエリザベス「2」ターミナル

ではありませんよ。

 

オープンしたエリザベス女王に

ちなんで命名されました。

 

英語表記ではElizabethⅡとなり、

エリザベス「2」世は、日本語だけ。

 

TOP写真を別な角度で見ますと...。

(Photo by Cunard)

右側ビクトリア号の着岸場所が

クイーンエリザベスⅡターミナルです。

 

今回も、ここに入る予定とのこと。

ただ左舷づけになるかも?

 

岸壁番号が最小の当ターミナルは

海に最も近く、港内に入るにつれて

番号が大きくなっていきます。

 

以下、番号順に並べてみましょう。

 

2)P&O Cruises:アルビア515/1800

岸壁No.46 オーシャンターミナル

(ⓒAyako Yoshida)

これは姉妹船のアイオナです。

キュナードより庶民的ですよ。

 

こちらがオーシャンターミナル。

(ⓒAyako Yoshida)

これはクイーンエリザベスです。

 

4/28の本船はGWクルーズ中で

たしか青森港に停泊でしたかね。

 

当ターミナルは、ほぼ

カーニバルグループ客船専用です。

 

3)MSC Cruises:ポエジア730/2000

岸壁No.102 ホライゾンターミナル

(ⓒAyako Yoshida)

このゲートをくぐって

左へ行くとホライゾンターミナル。

 

カーニバルグループ以外の客船用で

ノルウェージャンクルーズラインや

セレブリティクルーズも使用します。

 

4)クイーンメリー2 400/ 1700

岸壁No.106メイフラワーターミナル

(ⓒAyako Yoshida)

クイーンビクトリアが着岸している

のは、ここもカーニバルグループの

ほぼ専用ターミナルだから。

 

そして4隻と入れ替わりに

新造船が入って来るんですよね。

 

5)クイーンアン 2000~5/3 2115

岸壁No.106メイフラワーターミナル

(Photo by Cunard)

4月17日現在、本船は

アドリア海で試験航海中とのこと。

 

さて新造船のアン号を除き、

計4隻の乗客数は

約1万2千人にもなる計算です。

 

乗下船ですから、その2倍数の

約2万4千人が港に出入りする?!

 

下船~乗船時間はピークなので

近づいちゃいけませんね。

 

*注目はメイフラワーターミナル

フラッグシップのメリー2号が

17時に出航後、

20時にアン号が入港する予定。

 

もしかしたら、出航が遅れて

入港も早まり、2隻が遭遇する

というサプライズはない?

 

サマータイムが始まったので

英国の20時は、腕時計が読めるほど

まだ明るいので写真撮影可。

 

新造船だけでも、ひとめ拝まなくちゃ。

 

クイーンアンは

キュナード社にとって249隻目の客船。

 

私が客船乗りになったきっかけは

QE2、クイーンエリザベス2。

(ⓒDouglas Ward)

1989年3月、横浜の大さん橋岸壁で

本船の到着を待っていた時のことを

今でも鮮明に覚えています。

 

当時まだベイブリッジはなく、

近づいてくる「洋上ホテル」の大きさ

に圧倒されました。

 

まるでビルみたい。

この客船で本当に働けるかしら?

 

ガクが足々、ドキが胸々。

不安と喜びで、武者震い。

 

あの感動は35年たっても

忘れることができません。

 

新造船で、またトキメキたい!

 

私にとって5隻目、

夫にとって7隻目になる女王船。

 

見てきたら、5/1の乗船前に

さっそくご報告しますね。