(ⓒAyako Yoshida)

みなさん、こんにちは。

 

これは、仏ポナン社の

ル・ラぺルーズ(約1万トン)です。

 

マリーナを完備したヨットタイプ。

水色の部分はプールなんですよ。

 

2024年は、そっくりな姉妹船

ル・ジャック・カルティエなどが

日本周遊クルーズをするとか。

 

本船は両備ホールディング(株)が

これから造船しようとしている

「計画船」に極めて近いでしょう。

 

両備さんのニュースリリースには

こう書かれています。

 

「スモールラグジュアリー船でしか

寄港できない瀬戸内や南西諸島の

島々を巡り、船尾には新造船では

日本初となるマリーナを備え、

マリンアクティビティや小型ボート

での離陸上陸を楽しむなど、一味

違ったクルーズライフを体験して

いただけるよう計画してまいります」

 

ふむふむ、なるほど。

 

確かに小型船なら

小さな港にもアクセスできますね。

 

たとえば、ここはスコットランドの

スカイ島にあるポートリー港です。

(ⓒAyako Yoshida)

なぜ、家並みがカラフルなの?

 

それは船で働く男たちの帰港を

温かく迎えるためなんですって。

 

*マリーナは多目的プラットホーム

2018年夏に、ラ・ぺルーズの

北極圏クルーズで同港へ。

(ⓒAyako Yoshida)

右側に浮かぶオレンジ色の艇は

先日X’masカードでご紹介した

R.N.L.I.の救命ボートです。

 

また手前の黒いゾディアックは

本船から出されたもの。

 

船尾のマリーナからは岸壁まで

テンダーボートも運航されました。

 

テンダー乗り場には

グラグラした階段はありません。

 

ほら、こんな風に広々していて

ラクラク乗船なんですよ。

(ⓒAyako Yoshida)

もちろん、地中海やカリブ海なら

ここからダイビングや水上スキー

など、各種スポーツも楽しめます。

 

*ラ・ぺルーズ海峡とは?

本船は、仏軍人の探検家にちなんで

命名されました。

 

1787年、ラ・ぺルーズ伯は

宗谷海峡を通過した最初の欧州人

だったそうです。

(ⓒAyako Yoshida)

英名をラ・ペルーズ海峡というのは

こんな背景があったのですね。

 

船内でレクチャーもありました。

 

*朝食のご馳走

(ⓒAyako Yoshida)

フランス客船ですから、朝は

焼きたてのクロワッサンが

はずせません。

 

風味豊かな「ボルディエ」の

手作り発酵バターをたっぷり添えて。

 

将来、両備さんの

「日本初のヨットタイプ客船」では

どんなお料理が楽しめるかしら?!

 

*日本船のサイズ比較

小さい順に

トン数を列挙してみましょう。

 

両備「計画船」:

約1万トン(27年就航予定)

 

にっぽん丸:約2万2千トン

 

ミツイ・オーシャン・フジ:

約3万2千トン(今年12月就航)

 

ミツイオーシャンクルーズ第2弾船:

約3万5千トン(27年就航予定)

 

飛鳥Ⅱ:約5万トン

飛鳥Ⅲ:約5万2千トン←日本最大

(25年就航予定)

 

小さくても、大きくても

今後の日本客船、注目しましょう。

 

*最新情報をこれからも

船名など、詳細が分かり次第

当ブログで更新していきますね。

(ⓒAyako Yoshida)

両備グループは多角経営です。

岡山の地元では、こんな美術館も。

(ⓒAyako Yoshida)

私は猫年なので(えっ?)猫好き。

 

夢二郷土美術館の黒ちゃんにも

会って来ましたよ。

(ⓒAyako Yoshida)

でも、なんかご機嫌ナナメで

視線を合わせてもらえず...。

(ⓒAyako Yoshida)

でも、帰りは当バスに乗って

すっかり元気が出ちゃいました。

 

バスの「お耳」にご注目。

 

降車ブザーの「ピンポン!」も

「にゃ~!」なんて感激です。

 

岡山へ行くチャンスがあったら

ぜひ探してみて下さいね。