(ⒸAyako Yoshida)
みなさん、こんにちは。
おかげさまで
右側の新刊が発売されました。
今回は拙著に関するエピソードを
ご紹介することにしましょう。
*かなりスリム化しました
(ⒸAyako Yoshida)
やや大きくなり、薄くなってます。
でも不思議なことに
重さは約1キロでほぼ同じです。
なぜでしょう?
それは全ページが
光沢のあるコート紙になったから。
写真がきれいに見えるツルツルの紙
なので、重くなったんですね。
また341隻をカバーするため
ページのレイアウトも変更。
客船レーティングのページ前に
クルーズの歴史も追加されました。
*「あった!」とご満悦
(ⒸAyako Yoshida)
10月2日(月)、近くにある
行きつけの書店へ行ってみました。
コロナ禍で3年休刊したので
喜びもひとしおでしょう。
クルーズガイドや客船レーティングに
関する本は他にもあります。
著者独自のコメントなども
ファンは楽しんでいるとか。
ただダグラスの本が
★付けレーティングの元祖なので
在庫する客船が多いのでしょう。
ジャーン!
これが過去のバックナンバーです。
(ⒸAyako Yoshida)
外国語版としては以下のみ。
日本語、独語、中国語(デジタル版)
*一隻に一冊はある、という噂も
では、通常どこに置かれているの?
最も可能性が高いのは操舵室。
(ⒸAyako Yoshida)
これはある客船の見学風景です。
操舵室のオフィサーも
「辞書」のように使っているそう。
付近を航行している客船について
やはり詳細を知りたいですよね。
船名はわかっても
総トン数や乗客定員、就航年などは
調べなければ分からないもの。
かつてネット環境がなかった時代は
書籍に頼るしかありませんでした。
今はスマホでも探索可能ですが。
*ライブラリーでは乗客用に
(ⒸAyako Yoshida)
これはある客船のラウンジです。
最近はリビングルームのような空間が
流行っていますね。
こんなところで閲覧用として
置かれていることが多いですよ。
ただ、問題もありまして...。
*ライブラリーで紛失する書籍No1
(ⒸAyako Yoshida)
クイーンエリザベスの姉妹船、
クイーンメリー2の船上にも。
閲覧用でも貸出用でも、
「いつのまにか無くなってしまう。」
と、図書館司書や管理するクルーが
よくこぼしています。
特に、新刊が出た直後は危なそう。
嬉しいやら、残念やら
著者の気持ちは複雑なようです。
*「スタッフが乗船されるのですか。」
かつて、ある船社から
質問メールがありました。
ある男性が、ダグラスの代理で乗船し
本船の★付けレーティングをする、
と言ってますが本当でしょうか、と。
もちろん、事実ではありません。
代理のスタッフが乗船する時は
ダグラスから船社へ連絡しますので。
「すぐバレるのになあ」と
本人はアハハ、と笑っていました。
「助手になりたい」というラブコール
も、毎年数件あります。
客船レーティングは近年ずっと
チームで実施されてきました。
一人では到底無理なので。
国籍や性別はバラバラですが
全員がクルーズのベテランです。
乗船して査定したら
数十ページにもなる英語のレポート
を書かなければなりません。
ダグラスの口癖は
「この仕事を好んでする人はいない。」
そのココロは?
「収入が少ないから!」
(ⒸAyako Yoshida)
これは2020年度版の最高ランク、
ドイツ客船オイローパ2の認定証。
「客船のロールスロイス」と呼ぶ人も
いるほど、注目されています。
*最後に
イギリスも秋らしさが増してきました。
スーパーも10月モードです。
(ⒸAyako Yoshida)