みなさん、こんにちは。

 

これは

珍しい写真かもしれません。

 

クイーンメリー2(約15万トン)

のナイトクラブ「G32」です。

 

本船はクイーンエリザベスの

お姉さんにあたる客船。

 

G32という名前は

造船所のヤード番号です。

 

クイーンズルームの後ろにあり

目立ちませんが、夜は大盛況。

 

生バンド演奏とDJで盛り上がり、

下船前夜でも「大人の社交場」。

 

ああ、このクルーズも今日が最後。

でも、最後まで楽しまなくちゃ。

 

と、みなさん下船パワーのような

気合いが入っていますよ。

 

今回は下船に関するお話です。

 

*下船のご案内とアンケート

客船では最終日が近づくと

キャビンに情報紙が届きますね。

 

大きな荷物を廊下に出す最終時間

下船日の朝食時間と場所

キャビンを退出する時間

下船タッグの色と番号

およその下船時間

 

コロナ後は、多くの船社で

「下船の集合」が廃止されました。

 

「密」を避ける対策なのです。

時間になったら、各自で下船口へ。

 

いわゆる「流れ下船」という感じ。

 

下船口に少し行列もできますが

前集合よりずっと安心できます。

 

さて

下船情報は必須なので読みますが

アンケートQuestionnaireのほうは?

 

目を通していない人のほうが

きっと多いでしょうねぇ。

 

*「書く時間がない」

いわゆる満足度(不満度?)

のアンケートですね。

 

かつて殆どの船社が

キャビンに入れていました。

 

しかしコロナ後はペーパーレスで

廃止または電子化され、

下船後メールで送ってくる船社も。

 

「サービス向上にご協力を」と

言われても、やはり忙しくて...。

 

最後の夜を楽しむ

荷造り

お土産を買う

もっと写真を撮りたい

友達に挨拶する

 

などなど

やりたい事がいっぱいです。

 

*2022年に見た一例

これは
バイキングクルーズのものです。
 
当社はデジタル化していません。
 
大きめの字で、スペースもたっぷり。
これなら書こうかな、とも思えます。
 
ただし「無記名」は無理。
 
下段にバーコードとキャビン番号が
しっかり記載されていますから。
 
どの船社でも満足度の☑は無視し
余白部分だけ書く方が多いとか。
 
それでも十分役に立ちます。
 
「改善して欲しいこと」
「困ったこと」
が分かりますから。
 
レセプションで苦情を呈している方に
かつて遭遇したことがあります。
 
よく聞いてもらったあとで
その女性はこう言われていました。
 
「アンケートにも書いて頂けますか。
記録に残り、今後に活かせますので。」
 
その通り。書けば「直球」で船社へ。
 
余白の部分に、ちょっと書くだけでも
いいわけです。
 
「これはマズいから、こうしたらどう?」
「○○がなくなって残念」
「久しぶりにクルーズできて楽しかったよ」
「ありがとう、ご苦労さま」
 
*最後に
やっと日本もクルーズが再開しました。
 
コロナ後ですから、どの船社も

お客様からのご意見やご感想が必要

ではないか、とお察しします。

 
乗船の機会があったら(忙しいケド)
アンケートに限らず、前向きコメント
を残せたらイイナ、と思います。
 
海外クルーズならば「JAPANESE」と
頭に記し日本語で書いちゃいましょう。
 
きっと翻訳してもらえるでしょうから。
 
(イギリス、サザンプトン港にて)