和解合意とサスくんの四十九日 | ちびとゆっくり・・・

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どちらかというと犬のほうがずっと好きだったのに、ちびと出会ってすっかりネコちゃんのとりこに・・・
ちびの成長を残したくて、始めました。
ちびとゆっくり・・・この先の人生をあゆんでいきたい。


サスケの件で

とても多くの方に反響を頂きました。

ありがとうございます。



これだけ多くの方に見て頂けると

獣医療に関わる方々の目にも

また、人間の医療に関わる方にも

いくらかは目に留まったのではないかなと思っています。

それだけでも、書いた意味はあったのかなと・・・


普段何気なく行っている事でも

ほんの少しのミスで

命が奪われてしまうという危機感を持って欲しい。

心からそう願います。



令和6年1月25日。

和解が成立致しました。


合意書を交わす直前まで

出来るだけコメントなどに返信をさせて頂きましたが

文書を交わしてからは返信をしていません。

合意書に抵触する恐れがあるとの事なので、大変申し訳ございません。

どのコメントもひとつひとつ、大切に読ませて頂いています。

サスケはもちろんのこと

私の事までご心配頂きありがとうございます。


XやInstagram、Facebookの方にも

沢山の方にコメントを頂きました。

そして、個別にLINEやメッセージ、メールも頂きました。

本当にありがとうございました。


2月6日。

今日はサスケの四十九日です。


先日、何気なくみたアニマルコミュニケータさんのYouTubeで

相談者さんは愛犬が亡くなって10年目にセッションを受けたのですが

その子はあまりにも突然の死で

その子自体が亡くなったのを理解出来ていなくて

「ずっとこのあたりにいます。」

と伝えられていました。

「輪廻転生という言葉があるように

その子に亡くなっているのを伝えてもいいですか?」

と言われて

「その方がいいんですよね…?」

と答えられていました。


四十九日まではお家にいて

それからお空に帰ると言われているけれど

サスはこの子のように自分の死を理解出来ていなくて

成仏出来ていないんじゃないか。

そんな不安と

どこにも行かないでそばにいて欲しい。

生まれ変わらないで、待っていて欲しい。

そんなことばかり考えたり・・・。



寝る時はいつもサスに抱きしめられて寝ていたので

毎晩泣きながら寝落ちする

そんな毎日です。


考えたり泣いたりすると頭痛も酷いので

処方された安定剤は朝晩飲んでいます。

でも、食事は出来るようになりました。1日1食は食事らしい食事を心がけていますが

無理して食べると2〜3日は吐き気と下痢が続いてしまいます。


でも、しっかり生きています。


昔からサスを失ったら鬱になるなぁってよく話してました。

本当でしたね…。



今まで闘病で介護して看送った子たちは

保護っ子も含めて沢山います。

でも、この件であらためて感じたのが

介護の日々って神様がくれたボーナスタイムなんだなって。


楽しかった思い出や大好きな気持ち。

そして出来なかったこと。

ごめんねやありがとうも一緒に

沢山たくさん伝えれる時間を

神様がくれた時間。

残りの日々を大切に過ごして

一緒にお別れの、心の準備をしていく時間なんだなって思います。

その時は色々と大変だけど

これからは、よりキラキラした時間に感じられるんじゃないかなと思います。


可愛かったサスくんを思い出したり

今はまだ突然目の前で苦しんで苦しんでいくサスの顔がフラッシュバックして

本当に心が追いつかない日々ですが

いちにちもサスを忘れないでいられると言う意味では

いいのかな・・・



私たちは当初から病院側に対して責めるような態度はとって来ませんでした。

どちらかというと…

どんなにサスくんが大切だったかはお話したように思います。

それが間接的に責めていると言われればそれまでですが…。


先生も動物が好きで、病気を治したくて

一生懸命に勉強して獣医になった。

なのに、サスの件でつらい思いをさせてしまって申し訳なかった事。

夜中まで残って処置して下さった看護師さん達にも動揺させてしまったので

フォローをお願いしたこと。

先生を頼って通院している沢山の子達の為に

これからも獣医を続けて欲しい事。

そんなお話はしました。


合意書を交わした後。

最後に。

これは合意書に書くような内容ではないので

先生のお気持ちに留めて頂けるだけで構わないんですが…と前置きして

先生がスタッフさんと決めて頂いた再発防止策。

ずっと続けて下さったらとても有難い事ではあるけれど

人間は忘れます。

忙しさや日々の流れと共に記憶は薄れ

疎かになる瞬間が絶対にある。

それを責めるつもりはないけれど

1年に1回。

サスの命日の12月20日に

「気を引き締める日」と思って

お花を頂けませんか?

うちに送るのが大変だったら、1輪でもいい。

病院に飾って欲しい。

そして、サスの事を思い出して

業務にあたって貰いたいとお伝えしました。


最後に・・・

先生はとても真面目で優しい先生です。

動物さん達にもオーナーさんにも。

どうか、どこの病院だ!とか

なんて言う獣医師だ!とか

詮索するような行為はお控え下さい。

先生を信じて、現在も闘病の為に通ってらっしゃる方達がいます。

その子達が寛解しますように。

難しい子達は、どうか穏やかでありますように。


そう心から願っています。


ありがとうございました。