小学校での英語教育の必修化、イマージョン教育（他教科を英語で学ぶこと）の拡大、入試改革。
学校でも卒業後も、ますます英語が必要性を増していくなか、小さいうちから子どもに英語を学ばせたいと考える保護者の方に多くお会いします。
子どもの英語教育は、何歳くらいから始めるのがベストなのでしょうか？
「小さければ小さいほどよいから、0歳からでも、妊娠中からでも胎教として（！）英語に触れさせたほうが良い」という考え方もあるようです。
最終的にはご家庭の方針次第かと思いますが、
日本に住む日本人で、近い将来英語圏に暮らす予定がなく、母語は日本語と決めていて、完全バイリンガルを目指しているわけでもない場合、私は、次のようなことを目安に考えればよいと思います。
１）日本語でのやり取り（会話）ができる。
母語を日本語にするのであれば、日本語のインプット＞英語のインプットが望ましいと考えています。原則としては、日本語でのやり取りができることがベースにあり、日本語で知っている言葉を英語で学ぶということです。
母語で「会話」の仕組みを理解し、インプット・アウトプットが十分にできる発達状態になってから第2言語を学ぶのが効率がよいと思います。
２）英語を学ぶことに抵抗がない。
低年齢で、あえて嫌なことを学ぶ必要はありません。すべての習い事に共通することです。
ただ、小さいお子さんは、嫌がっていても、少し時間を置くとまた変わることも多々あります。
３）週1程度のレッスンであれば、ご家庭でフォローできる。
せっかくレッスンに通っても、ご家庭でフォローしないと定着しません。「なんとなく英語に慣れてほしい」という方は教室任せでもOKですが、それではもったいないですね。
ご家庭でのフォロー（A+SMILEでは、音楽やCDをご家庭で聴いていただいています）が楽になる年齢は、やはり、2～3歳くらいかと思います。
それぞれのご家庭の方針とお子さん次第ですが、私は、3歳～年少ころから、徐々に英語に慣れさせるのがよいのではないかと思います。いかがでしょうか。
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