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Slow and Steady

ゆっくりと、でも確実に。夢は女子一人でちゃりんこ地球一周旅。

世界一周ちゃり旅ルートを検討中。

自分のゴールはどこにしよう?
どんな数字を追いかける?

ビザ取得のためや2年に1回くらいなら無帰国にこだわるつもりはない。
モチベーションが保てたり、会いたい人たちに会えるならむしろそうしたいと思う。
必要以上に飛行機に乗ることは避けたいけど、空港も大好き。

一度はスタートした世界一周、半ばにして人生の舵を大きくきることにしたわけだけど、
ようやく旅が面白く思え始め、人との距離がぐっと縮まったメキシコ以南へのワクワクとチャリダー憧れのルートをエンディングにもってくることを考えると南米最南端ウスアイアがゴールになると美しいと思う。或は南米をぐるりとみて、カリブ海の島々を北上できるなら、キューバでゴールも美学に合う。

今回の旅で自分のスタイルはよーくわかったつもり。

ゆっくり、じっくり、欲張りに。でも飽きっぽいから移動型。

そして、自分が何に心を惹かれるのかもわかったつもり。

「景色を一望」という言葉にやたら弱い。
社会科好きには地元民と深い意見討論がないと満たされない。
登りたかった山に登らなかった後悔はもうしたくない。
都会に疲れたら、博物館と美術館で癒される。
お散歩大好き。歩くの大好き。
次は女の子らしく民族衣装にはまってみたい。
映画ロケ地なんていけたら、もう最高★

旅を進めるうちにみんなルートなんて変わるもの。
それでも、総ての可能性を見据えて一度は完璧と思える計画を立てないと気が済まない。

いくつのルート案がうまれる?
さあ、夢を叶えるには、どうやってお金を貯めようか。

バックパッカー二人旅としての夢を叶える前の手帳を開いてみた。

課題はシンプルに二つ。

・体力



・貯金

それは、今回も変わらない。

幸いにして、札幌に帰って3日目にして、元職場への再就職が決まった。

素敵な人のたくさんいる職場だった。

営業成績に対するストレスはあれど、相談出来るリーダーたちがいて、皆が全力で戦っている。仲間や先輩も個性が豊かで飽きることがない。

退職のタイミングはベストタイミングではなかった。

まだ、やり残しがある。
年に1度のawardの日、自分は成田空港にいた。

「絢ちゃん、がんばってたから。」
awardの代わりにと、お守りのブレスレットをくれた先輩がいる。

冷静に見て、自分のパフォーマンスはaward獲得には達していなかったと思っている。
その優しさが、嬉しかった。

「もしまた、札幌で働くことになれば、皆と一緒に働きたいです。」

最終日の言葉が実現する。

自分の勝手でやめておきながら、また自分に戻る場所をくれた方々に感謝しよう。
そして、自分にできる限りの、最高のお買い物体験をお客様に提供することで恩返しをしよう。

10ヶ月のブランク。その間にも、仲間はさらにパフォーマンスをあげていることだろう。
自分がawardを獲得出来るか、まずは今いるところで、全力投球!

この環境なら、夢へのモチベーション維持も、準備もばっちりだ。

1年半でお金が貯まる。次の退職のタイミングも伝えてある。

あとは、日々実直に行動あるのみ。

さあ、夢を叶えに行こう♪








何気ない一日が思いがけない出会いの日になったり、素敵な記念日になったりする。

3月9日。久しぶりに実家に帰り、両親の暖かさを感じた。

3月9日。みんなからたくさんの「残念です。」と「おかえりなさい。」をもらった。

3月9日。大切な人をいっぱい傷つけたことを思い、これからは大切にするように誓った。

3月9日は、自分にとって「人とのつながりを想う日」になるだろう。

「今後も友人として。」

綺麗ごとじゃなく、本当に大切な人を大切に思えるよう下した決断とこれからの友情に想いを馳せる。彼が自分の大切な、大切な人であることに変わりはない。

そして、まだ続く旅を想う。旅で出会った人を想う。

今回の旅で出会った大先輩からのメール。

20代のころに南米を旅したときに知り合った、今の私ぐらいの年齢の旅人が言っていた言葉を思い出します。

「人生を変えてしまうほどの何かを得られるものが『旅』。それ以外が『旅行』だよ。」

彼もまた、数十年の時を得て、その言葉を次につなぐ。


学び多き、旅でした。
そして、まだ、旅の途中です。


旅人たちは、出会いと再会を繰り返し、お互いの時と言葉を重ね合う。
出会いと別れでなく、出会いと再会に期待して旅は続く。

出会いの数だけ、感謝がある。

3月9日。他の人にはまた別の記念日。

3月9日は、人とのつながりを想う日。