【アトピー完治の秘訣】身体は何1つ無意味な情報を送らない。全ての湿疹から意味を読み取ろう! | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは、

目黒区東が丘 『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』

院長の山本綾子です。

 

今日のテーマは、

「全ての湿疹から意味を読み取ろう!」

です。

 

私、山本綾子が

どんな皮膚科医かを一言で言い表すとしたら・・・

ぴったりだなと自分で思ったのが、

「身体と話せる皮膚科医」

 

私の診察では、

湿疹1箇所1箇所に意味があることを学びます。

 

湿疹というと、

痒かったり、痛かったり、

汚く見えたりと、

決して嬉しいものではありませんが、

ただの「嫌なもの」と捉えている限り、

完治はありません。

 

私は、軽症から重症まで

たくさんのアトピー患者さんを診てきましたが、

これまでやってきた18年の皮膚科医経験から

どんなに嬉しくない湿疹でも、

身体は無意味なことはしないと

考えています。

 

脇の湿疹だったら、

肩が前に出ていて呼吸が浅いですよ、とか

下肢の外側だったら、

体重が外側にかかりすぎですよ、

身体が一生懸命、けなげに

SOSを出しているように見えます。

このままだと、貴方の身体が壊れてしまうから、

何とかしてくださいよ、と。

 

湿疹が悪化してきた理由を

ただ単に

「寒くなって乾燥してきたから」

で済ませてはいけないのです。

だって、たとえ乾燥してきたにしても、

身体の部位によって湿疹の程度が違うのですから。

どうして、酷いところと軽いところがあるの?

どうして部位によって差があるの?

そこまで読み取らねばなりません。

 

しかも、「どうして乾燥してきたの?」

ここもきちんと原因を突き止める必要があります

寒くなっても乾燥しない人もいることを考えると、

何か原因があるはずなのですから。

潤うことができない理由があるはずなのです。

「皮膚が栄養をもらって潤う」ことが上手にできない

理由が必ずあるはずなのです。

 

そして、

湿疹の意味を読み取る際に、

とても大切なことがあります。

 

それは、

「身体は、

自分に対して刃向かおう、いじめようとしているのではなく、

何かを訴えようと必死になっている」

と信じてあげること。

 

信じてあげること

=自分の身体を信頼すること

=自分自身を愛すること

 

これまで、

治らないアトピーに、

「私の身体はポンコツだ」とか

「なんでこんな身体になったんだろう」と

自分の身体を嫌ってきた方は、

少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でもね、

人でも同じですけど、

「嫌い」と思っている人とは仲良くなれないですよね。

 

身体も同じ。

「アンタなんて大嫌い」と思っていたら、

身体だって、そっぽを向いて

治そうとはしてくれません。

 

それよりも、

「今まで辛かったよねえ。

一生懸命、サインを送ってくれたのに、

読み取れなくてごめんね。

これから、読み取れるように勉強してゆくよ」

こんなふうに貴方の身体に話しかける気持ちで、

湿疹一つ一つを見てあげてください。

 

治療の流れが

きっと変わってゆくはずです。

 

***【山本綾子の診察をご希望の方へ】***

診察を受ける際の、大切な注意点が書かれています。

貴重な診察時間を無駄にしないために、一読をお願いします。

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