こんにちは、
山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子です。
今日は、いつも、診察で患者さんにお話している「真っ赤の正体」についてです。
湿疹はフレッシュなうちは、「赤い」ですが、なぜ赤いかお分かりになりますか?そうです、「血」です。「血」がたくさんあるから、赤く見えるのですね。
つまり、湿疹は、「血がほかの部位よりも溜まって多い状態のまま」ということ。正常な皮膚は、血液はありますが、真っ赤に見えません。
なぜなら、血液がその部位に溜まるなく、流れているから。
本来、血液は、川の流れのように、流れ続けるもの。
ところが、「何らかの理由」があって、その部位に留まってしまったのが、「湿疹」の正体!
ならば、その「何らかの理由」をつきとめて、「再度、流れるようにしてあげれば」、湿疹の赤さは治り、湿疹は治るのですよね?
その「何らかの理由」を見つけるヒントが、「湿疹の部位」。
いつも、なぜか「同じ部位」にばかり生じる、湿疹。
その部位を解剖学的に読み解くことが、山本綾子式の、「アトピー根治治療」です。皮膚科の診察なのに、なぜか、解剖学の本を患者さんと一緒に見ながら「身体って面白いねえ~」と納得してしまうのが、当院の診察です。
先日、受診された患者さんも、「本当に、身体ってわかりやすいですね!」とおっしゃっていました。皆さんにも、この面白さを体感して欲しいなと、いつも思いながら診察しています。
****「皮膚科専門医山本綾子の 解決!オトナの皮膚病・肌トラブル」****
日経トレンディネットにて、詳しく解説しています。
是非、お読みください。https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140121/1054660/