アトピーの手湿疹①~「なぜ手なの?」が答えをくれる! | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

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山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは。


今日は、手湿疹のお話です。

アトピーではなくとも、ひどい手湿疹で

悩まされている方も多いのではないでしょうか?


こうやって記事を書こうとして、

ふと子供の頃のことを思い出しました。


そういえば、アトピーではない私も、子供の頃は、

あまりに手湿疹がひどかったのです。

ひび割れから血が出て、教科書のあちこちに

血がついていたのを思い出しました。

当時は、ひどい冷え症+ひどい便秘症でした。

完全なアトピー体質ですね!


アトピーと呼べるほどの湿疹は出ませんでしたが、

よく肘、膝にかゆい湿疹ができていました。

すねはカサカサでした。


知識を得た今は、それらの症状が出ることは、

一切無くなりました。

体質が変わった(変えた)のですね。


最近は、幼い子の子育て中であるということ、

医師という職業柄、手を洗う回数が多いので、

たまに湿疹ができることは確かにあります。


しかし、見た目にほとんどわからない程度です。

割れて痛くて困るということは全くありません。


ステロイドを使いこなす私ですが、

繰り返す酷い手湿疹は、

ステロイドが本当に効きにくいことは、

自分の経験上、よく知っています。


塗らないよりはマシですが・・・

なかなか治らないんですよね、塗るだけでは。


原因を考えなくてはならないですね。


さて、ここからは頭をフル回転させながらいきましょう。


「なぜ、手なの?」

ポイントは、ココにあります!


「手は、身体にとって、どういう位置付けの場所なの?」


ということです。



これが分かれば、解決法が見えたも同然ですね。


手の身体における位置付けは、こうです。

(1)いろいろな物に触れる部位

(2)心臓から最も遠い部位


これらの特徴ごとに対策をたてればいいのです。

ちょっと難しいでしょうか。


近い内に、これらの特徴を踏まえ、手湿疹を治す上で、

どんなことを考えるべきかをお話しようと思います。




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