コロナと猛暑で、どこへも行けないお盆が終わった。
4回目のワクチン接種は済みましたが、お盆以降、どこまで感染者が増えて、どこから減って行くのか、予測ができません。東部老連のコーラスはことにに入って1度も再会していないので、半ばあきらめていますが、町内のコーラスはできれば25日から再会したい。望みが叶うか。。。
カズオ・イシグロ著「わたしたちが孤児だったころ」を読みました。
とても複雑なストーリーで、一口に感想を述べられるような作品ではありませんでした。ここに書いた感想は、ほんの一部分の感想です。
歴史的背景が、アヘン戦争の頃、1842年に南京条約により開港した上海に接待された租界(外国人居留地)で暮らしていたイギリス人家族の子供、クリストファーの思い出話から始まるのです。クリストファーはイギリスで名探偵になるのですが、上海に住んでいたころ、両親が行方不明になり、クリストファーはイギリスの叔母の元に引き取られます。探偵になったクリストファーは両親を助け出そうと、上海に戻るのですが、その間には長い年月が経っているのです。戻った上海は戦場と化していて、その中で子供のころの親友だったアキラとも再会するのですが、父はすでに亡くなっていて、母は見つけることができませんでした。そして子供の頃最も信頼していた人物から、その人の裏切りや、母を拉致した人物から、(母の犠牲によって)、自分は保護を受けて探偵になることができていたのだという衝撃的な事実を突きつけられるのです。最後に、精神を病んでしまった母と再会するのですが、母はクリストファーを目の前にしても、わかってくれませんでした。しかし、母の思いの中に、いつもクリストファーの存在があったことを知り、心の安らぎを得られたと思います。
クリストファーは両親の失踪を究明するために人生をかけたのですが、その結果、思いもかけない人の裏切りとか、心の闇の部分を知ってしまいます。絶望のどん底に突き落とされる、それでもなんとか残された晩年を生きていこうとします。そこには、母が生涯クリストファーをいつも思い続けながら生きて来たこと。元孤児の養女との生活など、人の愛も感じられるから、生きていけるのだと思いました。
風景もいつもの散歩コースをグルグル回るだけで、かわりばえがしません。毎日同じことの繰り返しの中で、モチベーションを高めていくのは、至難の業だと思います。
花高の川、雲がきれい。
これはナガコガネグモなので、夏の女王(コガネグモ)には選ばれません。
サオトメバナ(ヘクソカズラ)の花が咲き始めました。
センニンソウも咲き始めましたね。
オクラの花は野菜の花の中では一番好きです。
ケイトウの花も咲いて来ました。もう秋ですね。
ナガバノモミジイチゴの花です。
ヤマノイモの花も小さいですが、素敵です。
ヤマフジの花。白い花が続きます。
河原にはヤナギバルイラソウが咲いていました。この花は元は園芸種ですが、色々なところに勢力を拡大しています。私もこの野性的な強さが欲しいです。
マルバツユクサ。花が小さく、葉にウエーブがかかっています。
散歩もあまり出かけられなかったので、昆虫に出会う機会も少なく、良い画像はありません。
フキバッタの仲間だと思います。
★zojurasさんより、ツマグロバッタというお答えをいただきました。
今年はアゲハチョウに出会うことも少なく、初めてのアゲハチョウとの出会いです。
翅が破れています。
★大辻さんからアゲハチョウというお答えをいただきましたので、訂正しました。
クロアゲハ、こちらも翅が破れていました。
★zojurasさんより、ナガサキアゲハというお答えをいただきました。確かに尾錠突起がありませんね。
カラスアゲハにも出会いましたが、薄暗い場所で、綺麗に撮れませんでした。
★zojurasさんより、ミヤマカラスアゲハというお答えをいただきました。
ピンボケですが、アキアカネかなと思います。
★zojurasさんより、マユタテアカネというお答えをいただきました。確かに尻尾の先端がマユタテアカネですね。
★昆虫に関しては、今回はほとんどが外れでした。もう少し詳細の観察が大切だと思いました。
暑いので、猫さんにも会えませんでした。
「さよならの向こう側」を弾き語りしましたので、聴いてください。
8月も残り少なくなりましたが、自分でできる範囲で、最大限の楽しいことを考えて、日々を過ごしていきましょう。へこたれるんじゃないよ!!