お母様にとってはショックなことでしょうが…、事前に知っておきたいことです。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
姉妹で、摂食障害になる方が非常に多いです。
1人目の摂食障害の方が分かったら、ご家族に真っ先に知っておいてほしいことです。
たとえば…
姉:拒食症
妹:問題なし
という状態で始まった場合
ご家族は、「お姉ちゃん」のほうにつきっきりになりがちです。
病院への付き添い
食事を別メニューを作ってしまったり
親子でお出かけしたり
学校を転校したり(その手続きも)
夜中まで泣く状態にオロオロしたり…
と、良くも悪くも振り回されていく日々になるかと思います。
たくさんの紆余曲折と、年月をかけて、「お姉ちゃん」が回復すること、ふとご家族がゆるむのです。
すると…
「妹」が発症
気が付けば、「妹」がガリガリに痩せていた
気が付けば、ずっと学校で上手くいっていなかった
気が付けば…
と後から気づくことが、たくさん浮かび上がって、
「あなたは大丈夫だと思っていたのに!」
とつい言ってしまいがちです。
*こうした言葉が、さらに「妹」を傷つけますが…
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だからこそ、知ってください。
姉妹で摂食障害を発症するリスクが、非常に高いことを。
すこしでも発症リスクを下げるには、ひとりめ(上記の場合なら「お姉ちゃん」)の摂食障害を1日も早く卒業できるよう努めるしかありません。
姉妹で摂食障害。
ただしい知識を持っていれば、リスク回避できることもたくさんあります。
だから、お母様のカウンセリングが1日も早く、必要なのです。
*新年度が始まる前に、摂食障害専門カウンセラーにご相談ください。
2/23出版しました!