こんにちは!

 

今回は「老化予防に役立つ食材3選」をお届けします!

 

 

老化のリスクファクターは大きく分けて3つあります。

それは、体のコゲといわれる「糖化」、サビといわれる「酸化」、そして「慢性炎症」です。

 

この「慢性炎症」については、あまり聞きなじみがなく、

どんなものかイメージできる方は少ないのではないかと思います。

 

そこで今回は、

 

「慢性炎症」とはなにか?

どのように防ぐのか?

予防に役立つ食べ物3選

 

をお伝えします!

 

食事で老化を予防したい方、生活習慣病に気を付けたい方は特に必見です!!

 

 

「慢性炎症」とはなにか?

 

皆さんは「炎症」ときいてどのようなイメージをお持ちですか?

 

例えば、風邪をひいてのどが痛い、怪我をしたときに痛い

といったなじみのあるものは「急性炎症」と言われるもので、

体を治すためにおこる自然な反応です。

 

一方、今回紹介する「慢性炎症」は、知らないうちに、自覚症状がほとんどないまま持続していくもので、

これが老化を促進させてしまいます。

 

慢性炎症の原因は、糖化、酸化、その他肥満、過度な飲酒、運動不足などの

生活習慣などによって引き起こされます。

 

加齢による老化は慢性炎症の最たる原因でもあり、

さらに生活習慣からの酸化や糖化が老化を加速させてしまいます。

 

このような原因により老化した細胞から、細胞老化関連分泌因子(SASP因子)を分泌させ、

老化はどんどん連鎖して悪循環になってしまいます。

 

肥満にも深い関わりがあり、肥満者の脂肪細胞から炎症を引き起こす因子が作られます。

そして、慢性炎症が加速すると、肥満にもなりやすくなるという悪循環にも陥りがちです。

 

 

また、わかりやすい例として歯周病があげられます。

 

歯周病は成人の7割方が感染するといわれていますが、歯周病菌の感染によって炎症を起こした細胞が

血流にのってほかの細胞に飛び火し、認知症や動脈硬化の原因になるので、

酸化や糖化と同じように大きなリスクファクターとして考える必要があります。

 

 

 

慢性炎症を防ぐ食品

 

慢性炎症を防ぐために重要なことは、酸化や糖化をコントロールすることです。

そのほかに慢性炎症を防ぐ食品があります。それはズバリ、「オメガ3脂肪酸」です。

 

オメガ3脂肪酸は、青魚や脂の多い魚、アマニ油・えごま油に含まれるαリノレン酸、

クルミなど限られた食品に含まれています。

 

 

魚でいえば、サンマ、マグロ、鮭、アナゴ、サバ、ウナギなどが挙げられます。

 

このオメガ3脂肪酸が体内の炎症を抑えるという点で効果的ですので、意識的に摂取する必要があります。

 

一方、オメガ3脂肪酸には弱点もあります。

 

それは加熱に弱く、酸化しやすいことです。

 

そのため、オメガ3脂肪酸を摂取するために魚やくるみを食べる場合は、毎回とはいわないまでも、

非加熱で食べることがおすすめです。

 

えごま油、アマニ油などの植物性の油でオメガ3脂肪酸を摂取する場合は、

そのまま非加熱でとることをお勧めします。

 

 

オメガ3脂肪酸を簡単に摂る方法

 

オメガ3脂肪酸を手軽にとる方法、それはえごま油、アマニ油等を飲み物に入れて飲むことです。

 

私は毎日トマトジュースに大さじ1/2くらいのアマニ油を入れてカプッと飲んでいます。

 

これは高血圧の予防にもなるそうなのでおすすめです。

 

熱に弱いとのことですが、温かい飲み物やみそ汁などのスープに入れることも可能です。

 

これらは熱いといってもせいぜい90°c程度だと思いますので、問題はありません。

 

毎日継続しやすい飲み方で始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

それではここから、慢性炎症予防レシピ3品をご紹介します!

 

慢性炎症予防レシピ①トロサーモンのカルパッチョ

 

 

材料2人分

・トロサーモン80g:オメガ3を多く含んでいる

・くるみ10粒:オメガ3、ポリフェノールを何種類も含み、抗酸化、抗糖化に役立つ

・カレー粉小さじ1/3:クルクミンが含まれており、抗酸化、抗糖化、抗炎症作用に役立つ

・レモン汁適宜:クエン酸が抗糖化

・ルッコラ1袋:緑黄色野菜全般的に糖化や酸化予防に役立つ

・塩少々

・オリーブオイル適宜

 

手順

1ルッコラとサーモンを並べる

2くるみはざくぎりにして乗せ、塩を軽くふる

3カレー粉、レモン汁をかけ、オリーブオイルを回しかける

 

 

慢性炎症予防レシピ②・③:くるみ料理

 

くるみはポリフェノールを多く含んでいます。また、天然のメラトニンを含んでいて、

このメラトニンは様々な病気の予防に役立つので、毎日10粒程度とることをおすすめします。

 

②青菜のクルミ和え

材料

・くるみ50g

・小松菜1/2(下茹でする)

・麺つゆ大さじ2

・はちみつ小さじ1

 

手順

1くるみをすり鉢でつぶす、今回は半分くらいはゴロっとしたまま残します

2麺つゆを入れる

3はちみつを入れる(甘さはお好みで)

4小松菜を食べやすい大きさに切って和えたら完成

 

 

③春菊のくるみのサラダ

材料

・春菊1/2束

・くるみ30g

・オリーブオイル小さじ2

・アマニ油小さじ1

・お酢大さじ1/2

・おろしニンニク小さじ1

・塩コショウ適宜

 

手順

1調味料(オリーブオイル・アマニ油・お酢・ニンニク・塩コショウ)をいれて混ぜる

2春菊を食べやすい長さに切り、くるみをざく切りして加える

3全体を和えて完成

 

 

いかがでしたか?

 

今回は老化を引き起こ慢性炎症を防ぐお話をしました。

 

 

炎症を防ぐ食べ物を毎日とることがとても大切なので、

ぜひ今回ご紹介した方法や料理を参考に継続していただければと思います!

 

 

 

動画で詳しい内容を解説しているので、ぜひご覧ください!