春野菜には冬場溜め込んだ脂肪や毒素を排出する効果があると言われますが、
春野菜には香りが強く、苦味やえぐみを感じる野菜が多い気が致します。
そこで今回はアブラナ科の野菜に含まれる
解毒を助ける成分についてお話します。
わさびやクレソン、大根、キャベツ、菜の花など
のアブラナ科の野菜にはグルコシノレートという物質が含まれます。
グルコシノレートはそのままでは使えませんが
野菜の中に含まれるミロシナーゼという酵素により有効成分のイソチオシアネートに変わります。
これがつーんと刺激のある物質です。
わさびもすりおろす事で酵素によって辛味に変わります!
イソチオシアネートは肝臓の解毒酵素に働きかける事で解毒力を高めてくれます。
所が問題が。。
芽キャベツは硬くて生では食べれません。
加熱調理をすると、ミロシナーゼは壊れてしまいます😓
そこで、生で食べられる菜の花と掛け算しました!
菜の花のミロシナーゼが芽キャベツのグルコシノレートにも働きかけ、体内でイソチオシアネートに変えるという食べ方です!
ブロッコリースプラウト、クレソン、ルッコラなど、生で食べられる野菜なら同じ効果が期待できます!
ちなみにグルコシノレートの形でとっても意味ないの?
という疑問が湧いて来た方!
大丈夫です!!
腸内細菌がミロシナーゼを作っているので、腸内にてグルコシノレートは酵素と出会い、イソチオシアネートにされて活用する事も可能なのです!
効率よくダイレクトにイソチオシアネートとして摂るなら、ぜひ加熱したアブラナ科の野菜は生のアブラナ科の野菜と掛け算してみてください😊
春野菜の効果効能と掛け算レシピを動画では4品ご紹介しています!
ぜひご覧になって下さいね❣️