今から10年ほど前に、アメリカの栄養学に興味を持ち、

ホリスティック栄養学の勉強をしました。

 

 

カリキュラムが日本の栄養学とは全く違い、

ハーブ療法やサプリメント、自然療法、ダイエット、アーユルベーダ、ホメオパシーなど非常に幅広く、

食べ物や栄養素が心と体に大きく影響し、自然と調和して生きることの大切さを学ぶ機会になりました。

 

 

 

     全ての単位を取得した時のディプロマ

 

 

 

当時、日本の栄養学は、アメリカに比べ20年遅れていると言われている時代でしたので、根本的な考え方も全く違い、何もかもが新鮮でした。

 

 

その中で最も印象的、衝撃的だったのが、FIT FOR LIFE

( Harvey & Marilyn Daiamond著)という本との出会いです。

 

 

 

 


超ベストセラーとなった大変有名な本で、「健康栄養学」のバイブルとして知られています。


その一部をご紹介すると、以下のような感じです。
↓↓↓


「大昔の人間の祖先たちは、肉食でもなければ、草食でもなく、雑食主義でもなかった。
彼らは主として果物を食べて生きていた」

「果物は食べ物の中で最も水分を多量に含んでいる。
その成分の80~90%は浄化に役立ち、生命力を与えてくれる水である。
そのうえ果物には、人間が生命を維持していくうえで必要とするビタミン、ミネラル、炭水化物、脂肪酸のすべてが、大量に含まれているのだ。果物の生命力には、ほかのどんな食べ物もかなわない」

果物の正しい摂取法とはどういう方法なのか。以下記したように、答えはきわめて単純である。
ほかのどんな食べ物とも一緒に食べないこと。
ほかのものを食べた直後に食べないこと。

(デザート扱いは禁物)
果物を食べるときは、胃の中が空の状態で食べること。


↑↑↑という感じ。

かなり衝撃を受けませんか??

 

 

果物が絶大なパワーフードであることが伝わります。

(これはほんの、ほんの一部)

 

ここでは消化や酵素が深く関わった話であり、

時間栄養学の観点からも、朝は果物を活用して、浄化やデトックスの時間にあてるべきだと書かれていました。

 

 

それ以来、朝は果物や水分を中心に摂るようにしていますが、私にはそのスタイルが合っているようで、今でも続いています。

 

 

 

果物は素晴らしい栄養素が含まれた自然の恵みであると思いますが、
一方で、最近は果物の果糖は内臓脂肪になりやすく、食べ過ぎは良くないと言われています。

さらに糖質制限ダイエットが大流行した頃、人類の祖先は肉食だったので、肉と野菜を中心とした食事が合っていると言う情報も多く見かけました。

 

 

マクロビ、ビーガン、ローフード、グルテンフリーなど、健康的な食事のスタイルも様々で、どれもそれぞれ賛否があり、添加物や環境ホルモンなど、食にまつわる不安や話題は尽きることがありません。。。

 

 

はたして健康的な食事の正解は、一体どこにあるのだろうか・・・

こんな疑問を長年抱いてきたわけです。

 

 

 

世の中が目まぐるしく変わるように、栄養学もどんどん変わっています。

少し前までは良いと言われてきた事が、ガラリと覆されることもしばしばです。

 

 

 

その中でも、現代の生活でこれだけは間違いないと思うことがあります。それは、

 

● 良質な油を意識して摂ること

(オメガ3は毎日欠かさず、料理はオメガ9を中心に)

 

● 食物繊維を多く含む穀物を摂る

 (精製された糖質は控えめに)

 

● 色の濃い野菜を摂る

 

● 発酵食品、乳酸菌を含む食品を摂る

 

● 抗酸化物質の多いもの(ベリー系、緑茶、カカオマス、赤ワイン、トマト加工品など)

 

これだけではありませんが、上記のことは継続的に日頃から心がけている、私が絶対的だと思っている事です。

 

 

具体的には、

えごま油(アマニ油)入りのトマトジュースを毎朝飲み、

高濃度ビタミンCのサプリメントを入れた水を常飲。

 

ダメダメな日もありますが、これくらいは何とかできています。

 

 

 

どんな体質の人でも、絶対心がけていくべき必須事項だと確信していますので、騙されたと思って取り入れてみてください。