日本全国、そして世界中から様々な製品、原料などが集まる食の展示会 FOODEXに行ってきました。

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世界中の食のトレンドを一度に見る事ができる大きなイベントなのですが、だからこそ色々な角度から様々な事情も伺えます。

集客の上手なブース、商品力、訴求力、PRなどなど。

くまなく全てを網羅するのは難しい規模なので、ある程度方向を絞った中で、私が興味深く見てきたのはご当地商品。

全国の特産品を活用した商品開発は、食のマーケティングとしてとても参考になりました。

印象に残った商品のいくつかをご紹介すると、岡山からこちら↓↓↓

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岡山特産の桃やブドウを使った甘酒。

フルーティで、体に良くて、手頃な大きさがいい感じ。

ありそうでない商品です。


そしてこちらは北海道 小樽から。
女性のプロジェクトで開発された商品。

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ブルーベリー、梅、プルーン3種類のお酒で、パッケージもとても素敵。
お土産に買いたくなるようなオシャレなデザイン。
北海道でプルーンを作っているなんて、初めて知りました!そんな意外なPR効果も。


その他、ご当地で様々な業態がプロジェクトを組んで、企業化しているケース。
農家は原料を作り、工場が商品を作り、デザイン会社、プランニング会社などなど、それぞれの持ち場を生かし、完成されたプロジェクト。

素晴らしい取り組みだと思います。

また、かつて甘納豆工場として成長した会社は、時代の変化に合わせて、同じ技術で現代的にアレンジした商品開発に取り組んでいました。

若い女性の心をつかむには、甘納豆ではなくお芋のグラッセの方が良さそうです。
ここでも、デザイナーと組んだパッケージ戦略なども見受けられました。

特産、既存の設備や技術を生かし、オリジナリティの追求と時代性を考慮した変化が求められているのだと思います。