私が始めに泊まるはずだったオンボロホテルは、カユマニスの真裏に位置していました。
その点では、近い場所を選んだ事に間違いはなかったのですが、昼間私の部屋を外側から見て唖然！
左側二階に位置しているのが、そうだと言われ、恐ろしくなりましたーーー(*_*)
そしてその裏手に、庶民の台所である市場がありました。
そこも凄い凄い！！
野菜、肉、魚、乾物など、様々な店がひしめいています。
魚も肉も、冷蔵庫がないまま放置。
こ、こんなの食べたらお腹壊しそうだと思わずにはいられない。
特に肉のコーナーは凄い悪臭。
ちょっとグロいですが、魚もこんな感じ。
庶民の食べ物は、このような食材が使われているのです。
パクチーの香りが一瞬通り過ぎた時、
凄まじい悪臭が爽やかに消臭されました。
スパイスや香辛料を使って、おいしい料理に仕上げるのだから、生活の知恵とは凄いことだと思います。
この市場、夜は一転し屋台街として賑わうそう。
確かホテルのレビューに、すぐ裏の市場は夜は屋台がひしめき、食べることには困らないと書いてあったっけ。
これら、とてもじゃないけどお腹壊しそうな予感σ(^_^;)
見てる分には楽しいけど、そこまでの勇気はないなーー(^^;;
さてさて、、
バグース夫妻と買い出しから帰って来て、お昼に連れて行ってもらった食堂。
これはローカルフードとしては人気の、ナシチャンプルという食べ物だけで営業しているお店でした。
地元の学生さんや近所の人がたくさん集まり、これぞバリの味という感じ。
ご飯の上に、様々なおかずが乗っかり、色んな味が楽しめるのです。
お店によってレシピも様々。
野菜やお肉がバランスよく食べられる一皿で、とても興味深い料理でした。
先ほど市場で見かけた不思議な野菜や食材が全部使われている感じ。
こんな風に使うのかーと、目からウロコの連続でした。
味は香辛料や香味野菜が効いて、かなりピリ辛。ココナッツミルクの香りもしてきます。
ここまでローカルなお店は初めてだったので、かなり刺激的でした。
ところが、これが後にとんでもない悪夢へと、、、(°_°)
夜中、激しい腹痛と下痢、ムカつきに襲われ、経験したこともない位の腹痛！！
のたうちまわること一晩。
翌朝は疲労困憊。
もうヘロヘロ。
こんな苦しい思いは久々でした(>_<)
自分に何が起きてるのかわからず、ネットで調べてみると、バリ腹という食あたりらしく、結構経験している人がたくさんいることが分かりました。
旅行中にこういう事が身に起きた経験がなかったので、有る意味いい体験ですσ(^_^;)
オンボロホテルに続き、海外を甘く見てはいけない事を痛感させられた出来事でした。