ナパバレーの北の端に、ブドウ畑に囲まれた小さな温泉街カリストガという街があります。
アパートから30分ほど車を走らせ、目的のマッドスパを目指します。
ワイン街道と言われる29号線は、ブドウ畑に点在するステキなワイナリーを眺めながらの最高のドライブルート。

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カストリガに到着!クラシカルな雰囲気の小さな街ですが、いたるところにスパリゾートが軒を連ねています。ゆっくり滞在するアメリカ人とは違い、私たちはマッドスパとマッサージのみを体験します。

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宿泊施設の奥の方にスパが。
早速コースの説明を受けて、スタート!!

世界の各地に、こう言った温泉利用のスパ施設はあります。
以前ニュージーランドのロトルアでもヘブンズゲートというスパ施設で泥風呂に入った事がありますが、今回の泥は、そんな生易しい物ではありませんでした~~~

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マッドの浴槽がある部屋に入った途端、すごい湿度と薄暗がりの中、なんとか撮影した貴重な1枚。
優雅なエステサロン気分が一転!!

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すごい匂いと、暗闇と蒸し暑い湿度にやられ、案内された写真奥の黒い浴槽の入り方を説明される物の、一瞬二の足を踏む気分に・・・

泥風呂に足を入れると、想像していたきめ細かいセメント質の泥とは違い、簡単に言えばヘドロ!!笑
真っ黒なドロドロのあったか~い沼に体を沈めて行くと、植物の繊維やら小枝など得体の知れない物がたくさん混じってて、正直きもちわる~い~・・・

しかも匂いも・・・

友人も一緒で、なんとか前向きにとらえようとしている様子なので、あまりネガティブな言葉を使わないように心がけましたが、一言で表現するならば、まるでドブ!!

あったか~いドブの沼に首まで沈め、少し慣れてきてから顔にもウワズミをぬってみた!!

きっとお肌にもいいはず!!

(やっぱりきもい~~、、、これが正直な気持ち)

なぜなら、ドロドロの中に、植物を腐らせたような繊維が混じっているから。

もう考え出すと怖くなるので、余計な事を考えずに集中。
何だか体ごと発酵されて行く気分。

後で分かった事ですが、火山灰からできた温かい泥はミネラルたっぷり。しかもコケの一種が混じっていたようです。(だから繊維っぽかったのだ)
この中にゆったりと身を沈めれば、適度な圧力が全身にかかって気持ちもリラックス。
(匂いと得体の知れない泥に、不安だらけでしたが・・・笑)

やがて温泉成分が毛穴の奥まで浸透し、老廃物を取り去ってくれるそう。
そのあとさらにジャグジーバスに入り、仮眠をしてから最後にマッサージ。

終わった後は心地よい倦怠感で、全身の毒素がでたような
すっきり爽快な気分。


カストリガを後にし、何だか猛烈にお腹がすいてきました。
有名なバーガーショップで早めの夜ご飯に。
すごい人気ぶりで、行列ができているほど。

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マッドスパは意外に体力も消耗していたみたい。

心地よい疲労感に開放的なお店でたべるハンバーガーは、最高の味でした~

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ハンバーガーのパテがとてもおいしく、アメリカンビーフを見直しました!
やっぱり本場の定番料理は間違いなくおいしいのですね。

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