表象動作(エンブレムズ)とは | 佐藤綾子オフィシャルブログ「すぐに役立つパフォーマンス学」Powered by Ameba

表象動作(エンブレムズ)とは

エンブレム 表象動作とはなんでしょうか?

 

ヤマト徽章株式会社の松原亮平部長が訪ねてきました。

私たち社団法人パフォーマンス教育協会のエンブレムであるPマークを

彼の会社で、胸に付けるバッジとして作ってもらうための打合せです。

 

ところで、私たちの言葉以外の表現は

大きく分けて6つの領域に分かれます。

そのうちの1つが表象動作(エンブレムズ)というものです。

たとえば、「私はコレで会社を辞めました」という時に

小指を立てて女性の意味を表したりします。

言葉でそれがなんであるか言明していなくても

絵や小指や帽子についている徽章を見れば

その学生がどこの学生か分かり

どんな意味なのかが分かる、というものです。

 

この表象動作のもっとも典型的なものはVサインなどがそうです。

「頑張ろう」とか「勝利を取ってくるぜ」という時に

Vサインを使うのは全国共通の表象動作エンブレムズ(emblems)です。

この分類を最初に作ったのは、P.エクマンとW.V.フリーセンの分類ですが

言葉でいちいち説明しなくても

絵とか形とか指のサインを見て分かるというものです。

 

バッジがそのもっとも誰でも知っているものでしょう。

幼稚園や小学校、中学校、会社に入ってからもそれぞれバッジがありますから。

私たちのPのバッジの意味は

People(ピープル)のP

Peace(ピース)のP

そしてもちろん、Performance(パフォーマンス)のPです。

デザイン的には人が両手を挙げて腕でPのマークを作っているようにも見えますし

写楽の版画のようにガっと目をむきだして見得を切る時の目にも見えます。

アステラス製薬(当時は山之内製薬)の森岡茂夫社長が

パフォーマンス学会発足を記念して作ってくれたものでした。

 

表象動作の意味を覚えていると色々使えます。

1つの指の動作、バッジで

意味が分かる人分からない人、色々いますが

意味を共有しているのが仲間です。

上手に使ってみましょう。