私は今まで、家族や同僚、周りの人に
「良かれと思ってやってあげる」
ことがよくありました。
「これ、やっておいた方が相手は喜ぶよね」
「こうした方が絶対いいから、先にやっておいてあげよう」
別にお願いされたわけでもないのに、いつもそんなふうに思って行動していました。
(もちろん、その行動に良い悪いはありません。時にそれが優しさにもなるかもしれないのですが。)
でも、思考の学校で学び始めて気づいたことがあります。
それは、
私が「良い」と思っていることは、あくまでも私が良いと信じていることでしかない、
ということ。
相手にとっての「良い」は、私が良いと思うこととは違うかもしれません。
そして、「こうしたら絶対いいよね」という思いの奥には、
実は「私がそうしてほしいから」という、自分勝手な傲慢さや、相手をコントロールしたい気持ちが隠れていたことにも気づきました。
相手にとって、私が良いと思ってやることは、もしかしたら余計なお世話かもしれない。
相手には相手の考えがあるし、私が良いと思ってすることが、相手にとって良いとは限らないのです。
さらに気づいたのは、
「この人にはできないだろうから、私が先回りしてやってあげよう」
という思いの中に、相手をみくびり、見下している自分がいたこと。
なんて傲慢だったんだろう。
相手の力を信じていなかったのです。
それは、子どもに対してもずっとそうでした。
子どもが自分で考えて行動することを、
「どうせできないから、やってあげなきゃ」
と、子どもの力を信じることなく、先回りして手を出していました。
気づかないうちに、子どもが自分で経験する機会を、片っ端から奪っていたのです。
子どもの力を、みくびっていました。
大切なのは、
人をみくびって見下し、余計なお世話をすることではなく、自分自身に目を向けること。
自分を大切にして、自分のお世話をすること。
そして、自分がやるべきことに集中すること。
誰かのために何かをしてあげる前に、
まずは自分のことを見てあげる。
ついつい周りの人に余計なお世話をしてしまうな、と心当たりがある方は、こんな視点から自分を見てみるのもいいかもしれません。