こんばんは。
さてさて、モロッコでの撮影が終わり無事に日本に戻って参りました。
安心感に包まれた成田空港では、
なんとも言えない名残惜しさが旅の終わりを告げます。
さて、日本出発日から丸1日以上かけてやっと到着したカサブランカ空港。
ちょっと怪しかったのか(?)、我々だけ止められて謎の荷物チェック!汗
荷物すべてオープン。チーン…
だけど、そんなことも気にせず、私は呑気にこの顔。
このあと、カサブランカ空港からまた3時間かけて陸路を進みます。
長い長い移動を終え、ようやく目的地マラケシュに到着して早々…
旧市街の素晴らしい街並みに、乙女心がくすぐられます。
翌日から収録開始‼
今回はモロッコ美容には欠かせない、
【アルガンオイル】と【サボテンオイル】について詳しく聞いて参りました!
(アルガンオイルの街、アガディールまで再び車で4時間。)
アルガンオイルを作るのは女性の仕事。
本来は、自分自身の美を保つために家庭で作られていたアルガンオイル。
世界中にこの美容効果が広まり、今ではこの街の女性たちの雇用を支えています。
石で叩いて実を取り出すのですが、指先に注意しないと指を叩いてしまいそうで危険な作業。
その後、この仕事をする女性たちに話を聞くことが出来ました。
○この仕事に対してどんな思いを抱いているか?
A1)両親が働けないため、自分が家族のために働いています。
家族を支えるために働けることが何よりも幸せであり、この仕事は女性の誇りです。
A2)夢の実現のため、大学の学費を自分で稼いでいます。
いつも自分の身の回りにあったものでお金が稼げることが嬉しい。
○いつから働いているのか?
A)14歳頃から働き始めている。
この日お話しを聞いた彼女たちは、まだ21歳~22歳がほとんど。
私がミスユニバースを目指し始めたのも、ちょうど21歳でした。
家族を支えるために自ら働きに出る人、
夢を叶えるために自分の手で学費を稼ぐ人。
それぞれの思いがありながらここで働く彼女たちの瞳は、物に溢れた日本とは違う過酷な環境だからこその"ぶれない芯の強さ"を感じました。
そしてその眼差しは、ダイレクトに私の心に突き刺さるほど強いものでした。
だけどね、日本人の私と何も変わらない部分もありました!
今日のファッションポイントは…や、
結婚したいボーイフレンドのお話しなど…♫
何気なく女の子同士で盛り上がるガールズトークは、どの国の女性もなんだか微笑ましいものです。
どんな環境にいようとも、どんな状況にあろうとも、彼女たちの瞳を思い出すとまだまだ弱い自分に喝を入れることが出来る気がします。
この旅の出会いに、心からの感謝をします。
日本に生まれ、日本で育った私は、
夢を目標に変え、それを叶えるための手段が何通りも選べる。
そんな幸せなことはあるのだろうか。
抱く胸の中の思いは、しっかりと届けなければいけない。
しっかりと伝えなければいけない。
一女性として、一人間として、
思いを行動に変えて、一歩一歩進んでいきたい。
まだまだ甘い。
第2章へつづく…