こんにちは！バレエ講師のAyakoです
大人バレエに向けた
コンクールとコンサートが
近年とても増えていますね。
子どものみならず
大人にとっても、
舞台経験を踏むことは
とても大切なことで、
機会を重ねることにより
習得できることや学ぶことは
とても多いです。
しかし、
大人バレエの方が
コンクールに頻繁に
出続けていることは、
少し心配になるところも
あります…
3ヶ月毎に作品を変えて、
今回は◯◯賞を貰った！
などの投稿をお見かけすることも
最近は多くなってきたように
感じます。
そしてそういった方のSNSが
もの凄く人気なのだということも
知りました。
例えば、
1つの作品を半年近くかけて学び
舞台に立つ、などとなると、
身になることはとっても多いと
思うのですが、
3ヶ月毎の作品の更新で
毎回コンクール…
次はこの作品、その次はこれ！
優しい振り付けに
してもらってるから大丈夫！
◯◯賞が欲しいな
となると、、、
その作品のどういったところに
リスペクトをおいて、
何を学びたいと思ってその作品に
したのだろう？と
感じることもあります
振り付けが簡単になるのが
ダメと言っている訳ではなくて、
出来ないこともじっくり
時間をかけて練習をしたり、
そうしていく上で、
役どころを理解したり、
自分の身体の使い方の癖や
感覚の違いを知ったりして、
そういった1つ1つの学びが
表現力やテクニックなど
全ての向上に繋がると思います。
毎日朝から夜までレッスン
しているプロとは違います。
だから1つの作品を自分の
ものにすることは
容易ではないのです。
そのためにも、
通常のレッスンは
作品練習以上にとてもとても
大切なことです。
作品の練習ばかりしていると
通常のレッスンに身が入り
にくくなることは否めないと
思います
だからこそ
作品の数ではなく1つずつの質
ではないかな？
と感じたりするのです。
賞は確かに嬉しいです、
目に見える成果です。
素晴らしいと思います！
でも短期間で学んだことの
成果を感じられるのは
一時的なものです
その作品を通じて
何を学び何を得られたのか。
そして
今後に繋がるような内容で
練習時間を過ごせることが
出来ていたのか。
数ではなく、
1つずつの舞台
1つずつの作品の
質を大切にして
いって欲しいなと思います
そして
舞台に出ている人達だけが
偉い、凄いのではなく、
毎回のレッスンでコツコツ
努力をしている方々も
充分凄いことをされている
と理解しておいて下さいね
〜自由が丘の〜
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