こんにちは!バレエ講師18年のAyakoです!
今日はこんなご相談をご紹介
「大人から始めたバレエ。そろそろ発表会でヴァリエーション(※ソロで踊るということ)を踊りたいです。
でも今通っているお教室ではあまり大人1人で踊るというプログラムがないようで、グループ作品ならといった感じです。
先生にヴァリエーションを踊りたいと言ったら、ヴァリエーションは長年の経験が必要なので、まだあなたの経験数では難しいかと思いますよ、と言われNOでした。
やはり子どもの頃からやっていないと大人1人で踊ることは難しいのでしょうか?」
ふむふむ。先ず、その質問に対する答えは、
「いいえ、大人から始めてもヴァリエーションは踊れます!」
ただ、その教室の先生が言ったことが間違いではありません。
ヴァリエーションというのは、全幕バレエの中から作品を抜粋して選びますよね。
元々主役級の人が踊る作品のものが多い訳です。
ということは、華やかだけど、難しい内容のものが多い
テクニックや経験が必要というのはごもっともで、発表会リハーサル時間の限られた中で、他にも沢山の出演者がいることも考えると、
経験がゼロからスタートするヴァリエーションレッスンというのはお教室の発表会という枠では結構厳しいのです
あと考えられるのは、その先生は本当にご相談者様のことを考えられていて、もう少し踊れるようになってからの方が良いのでは?、ということかもしれません
ただ!
ご相談様の気持ちは分かります。
ではどのレベルまでになったらOKなの?
ってことですよね?
私も指導者の立場から、昔はある程度まで踊れるようになってからヴァリエーションで舞台を踏むのが良いのだと思っていました。
何よりその方が舞台で綺麗に見えないと意味がないから。
でも、発表会ってゴールじゃないんですよね!
実際に発表会の舞台を経験されてからの方が上達する方がとっても多いんです
作品は通常レッスンでは得られないことを多く学べて、舞台に出るまでにも経験値はぐっと上がる。
だから、ここまで!というレベルとは関係なく、せっかくバレエを習っているならヴァリエーションは踊るべきだと、私は思います
では、どうしたらその機会を作れるのか??
次回のブログをお楽しみ!