よく聞く「子どもだから柔らかい」




なのに「我が子が身体硬いのは何故?」とのご質問。




実はこれはウソ口笛
《子ども=柔らかい》という訳ではないです!




産まれたばかりの子どもは皆柔らかいです。
お母さんのお腹の中で無重力状態でいたため筋力を使いません。なので筋肉が柔らかい赤ちゃん



しかし、成長するにつれ硬くなります。
ネットでは3歳〜5歳で差が出てくるというのを目にしますが、
2歳〜の子ども達を教えている私の経験からすると、既に2歳あたりからその差が出ているように感じますうーん
(もちろん個人差はありますが)




よく「親からの遺伝や骨格で体が硬いので…」ともご相談されますが、
遺伝的要素より子どもの柔軟性に影響があるのは、やはり生活習慣ではないかと私は思います。




身体の可動域の広さで柔軟性も変わってきます。
あまり身体を動かさない習慣の子どもは硬くなるのも早いですあせる



よく「うちの子はよく走りますし、いつも遊んでいます。でも体は硬くて。。。」
ともご相談受けますが、それは動きがパターン化している可能性がありますねアセアセ



同じ場所で同じような遊びをしている場合、同じ動きになります。
そうすると使われる身体の箇所か同じ。可動域は広がらず、年齢とともに身体は硬くなります。






例えば、こんなことも影響してるかも?


・雨の日は危ないから抱っこ。
→同じ道を歩くのも、晴れの日と雨の日では違います。気をつけて歩く、滑らないように歩く、これだけでも使ってる身体の箇所は違います。



・出掛ける時にはケガをするから出来るだけ平坦な道を歩く。
→高い階段や坂を上がる時には膝を上げます。股関節の可動域も増えます。ゴツゴツした砂利の上、雪の上、平地ではない場所も手を繋ぎながらでも歩いて下さい。



・買い物時は荷物が増えるから子どもはベビーカー。
同じ格好で長時間座る。身体は固まりますね。







前回の投稿でも、左右均等の身体の大切さはお話ししましたが、
歪みのない可動域の広い身体の意識は、大人と同様子どもにも必要となっていますねウインク




子どものためのバレエレッスンでは、殆どのスタジオが柔軟体操から行います。
パターン化された日々の動きだけでなく、バレエを取り入れてあげると、身体の柔軟性は伸びることでしょう。





ハイハイ時期が長い子の方が足腰強いという説もあります。
ハイハイ時期が終わり歩ける時期が来たら、先ずはあちこち出掛けて色んな遊びをして欲しいですねキラキラルンルン