ずっと存在価値に悩んでた。

自分の存在価値の無さに。

何も出来ない。無能感。

何も出来ないのなら、存在価値が無いなら、死ぬのが真っ当な道。そんな風に思ってた。


また、ネットの記事でお坊さんの話が載っていた。

色々書いてあったけど、私の解釈では。


自分は世界の1つの細胞のような物であり、世界に内包されている物。

そして世界もまた、自分の中に内包されている物。

曼陀羅の中にそれは記されている。

自分は因果応報で、存在している。

それは誰しも同じ事。


存在に価値等無い。誰にも無い。

ただ生まれて死ぬだけ。

それでも、因果によって存在したからには、死ぬまで生きる必要がある。

何故なら自分は世界の1つの細胞だから。


自分自身も細胞の集まり。細胞1つ1つが「価値が無いから」と言って死んでしまったら、私と言う全体は滅亡する。


同様に勝手な判断で私が死んだら、世界は少し狂ってしまう。

今この瞬間も、生まれ、死んでいく人がいる。

諸行無常故に世界は常に変化している。

しかしそれは細胞が瞬間瞬間で生まれ、死んでいくと同様に、自然な事だ。


不自然に死んでいく事は、世界を歪ませる。

故に私には価値があろうと無かろうと死ぬまで生きるしか無い。


そして存在する事だけで、良いのであり、何かをする、しないは存在価値には関係無い。

そもそも存在価値等無いのだから。