ケニア首都のナイロビのゲストハウスで、
とってもユニークなカップルに出会いました。
南アフリカ人のサイモン。
アルゼンチン人のアンジェリカ。
(彼女はかなりアンジェラ・アキに似ててびっくりしました、笑。)
彼らと同じドームルームに泊まったので、
ケニアで何してるの?という会話をしていたら、
南アフリカのケープタウンからランドクルーザーでケニアまで来て…
(これ自体すごいことなのですが…)
エチオピアの国立公園や世界遺産を回って、写真をとるプロジェクトをしているそうで。
何のために写真をとっているかというと、
グーグルアースやグーグルマップにエチオピアの国立公園や世界遺産の情報を提供して、
観光客を呼ぶためだと。
そのため、グーグルがスポンサーになって、プロジェクトを進めているそうです。
「だから、無料でいろんな国立公園にいけるんだよー」とサイモン。
「エチオピアは南アと違って、人の住むところと国立公園が区切られて、
そこまで保護されていないから、野生動物が家畜を殺してしまうこともあるんだよ」
と彼は言っていました。
基本的に北ケニアは現在危ないと言われていて、
ウガンダやタンザニアとケニアの国境を陸路で越えることは私も経験したし、
比較的多くの人がするのですが、
エチオピアやスーダンは結構少ないなかで、
彼ら、北ケニアからエチオピアに入ったと聞いたので、びっくり…。
危なくないの?と聞いたら、道がひどくて、ランクルが聞いたこともないような故障をしたり、
タイヤが何回もパンクしたけど、盗賊などには合わなかったよ…と。。
ヒヤヒヤ。私だったら絶対できないな。
エチオピア人とほかのアフリカの人の違いなども聞けて、楽しかったです。
サイモンは1ヶ月エチオピアにいて、アンジェリカは2週間ほど。
彼らの撮った写真はすごくきれいで、
鮮やかな緑、真っ青な青、絶壁の崖…
エチオピアの大自然も美しいなと思いました。
エチオピアには世界遺産の教会もあるので、いろいろ紹介してもらいました。
あれだけ昔からの教会の文化がまだ残っていると、
やっぱり人間はここで誕生したのかな?って思ったりもしました。
グレートリフトバレーの様子は似ているものの、
ケニアとはまた違った美しさのある国だと思います。
そして、ピカサでできる簡単な写真の加工方法なども教えていただきました。
彼らの出会いというものもすごくて、
サイモンがアルゼンチンでパスポートを落としてしまって、
南アフリカ大使館を訪れたところ、その対応をしたのが、アンジェリカだったとか。
人生どこで、どういう出会いがあるかわからないな~と思うとともに、
おもしろいプロジェクトをしている人もいるのだなと思いました。
彼らがプロジェクトをブログにして公開するとのことなので、見つけたらまたご紹介します。
そして、帰りはイスラエル人のおばさんとドームルームで出会いました。
彼女なんと北海道から四国まで2ヶ月かけて旅をしたことがあるとか…。
すごく気に入ったとおっしゃってくださって、
うれしくなって、思わずThank youって言ってしてまったんだけど…
何にThank you を言ったんだ?!
とりあえず、私、北海道も四国も行った事ない…笑。
ナイロビとキスムで見ごろを迎えている紫のジャカランダの木。